オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

調査結果考察

生成AIを使うほど、なぜ管理職は「働きがい」と「不安」を同時に感じるのか?

「AIで仕事がラクになった」と言いながら、なぜかモヤモヤが消えない。 管理職にそういう人が増えています。気のせいではなく、データにも出ています。 株式会社NEWONEが管理職1,000名を対象に行った調査(2026年1月実施)で見えてきたのは、生成AIの利用頻…

「研修はあるのに辞める」——新入社員の早期離職は、配属後の設計で決まる

新入社員研修はちゃんとやっている。なのに、配属後に早期離職が出る。 この違和感を感じている人事担当者は、少なくないと思います。その正体が、2026年3月にイー・コミュニケーションズが公表した調査で、かなりはっきり見えてきました。 hochi.news 数字…

上司には温かさを求め、キャリアは自分で動かす——2026年の新入社員が教えてくれること

入社した瞬間から転職サイトに登録している新入社員が、約5人に1人いるそうです。 それでも彼らは「上司には人間的な温かさ」を強く求めている。 一見すると矛盾しているようで、実はこれ、令和の働き方の本質をついている気がします。明治安田生命が2026年2…

OJTは9割が実施…なのに育たない?“バラつき”を潰す構造化OJTの話

「若手には主体性がない」と言うのに、OJTは“属人化”したまま…なぜ? 以下は、ALL DIFFERENT株式会社(旧トーマツ イノベーション)が2025年5月15日に公表した「人事部の意識調査(OJT編)」をベースに、要点を整理しつつ、HRD(人材開発)視点で“次の一手”…

AIは「仕事を減らす」のか?──現場で起きているのは“時短”ではなく「仕事の濃縮」

「生成AIでラクになるはずなのに、なぜか忙しさが増している」最近、この違和感を口にする人が増えました。気のせいではなく、研究・記事でも同じ方向が指摘されています。 GIGAZINEが紹介した内容は、ひと言で言えばこうです。AIは仕事を消すどころか、“仕…

新入社員が「辞める人」と「残る人」に分かれる3つの境界線──2026年、人事が“定着”で見直すべき設計

採用がうまくいかない。やっと採れたと思ったら、半年で「転職もありかも」が芽を出す。いまの新卒市場は、企業側が「採る」より「残る体験を設計する」ほうが難易度が高い局面に入っています。 実際、26卒の採用充足率(内定者数/募集人数)は 69.7% と、17…

育成疲労・AI活用・定着不安——ぜんぶ「仕組みの設計」でつながっている話

年末年始が明けると、仕事の話題が一気に“現実味”を帯びます。「新人が育たない」「教える側がしんどい」「AIは使ってるのに組織は変わらない」「休み明けがつらい」……。これ、バラバラの悩みに見えて、わりと同じ根っこを持っています。 結論から言うと、個…

AIは使われているのに、組織は変わっていない ──「個人先行型AI活用」の限界と、人事に問われる再設計

日本の人事部に『「AI時代における人事・組織の実態調査」を実施』という記事が掲載されていました。 jinjibu.jp 調査を読んで、正直こう感じた方も多いのではないでしょうか。 「うちの会社、そのままだ……」 生成AIはすでに個人レベルでは当たり前に使われ…

「AIに仕事を奪われるかも?」高校生の6割が抱く不安の正体 〜奪われる仕事・奪われない仕事の分かれ目〜

生成AIが急速に広がる中、「AIに仕事を奪われるかもしれない」と感じる人は、高校生だけでなく社会人の間でも増えています。まいどなニュースによると、全国の高校生の約6割がAIに不安を感じており、その理由の多くが「将来、仕事がなくなるかもしれない」と…

新入社員の過半数が「成果主義より年功序列」を望む理由

2025年度の新入社員調査で、「成果主義より年功序列を望む」と答えた人が 56.3% に達しました。1989年の調査開始以来初めて、成果主義を上回る結果です。 pinzuba.news 「挑戦よりも安定を選ぶ」——この選択は怠けや保守ではなく、時代背景を映し出す合理的…

職場に漂う「諦めの空気」と、そこから見える希望

最近の調査で、日本人の「仕事への意識」が主要国の中で最低水準だったと報じられていました。 www.itmedia.co.jp 「仕事が大事になった」と答えた人はわずか20%ほど。さらに、報酬への納得度も低く、「諦め」がじわじわと積み重なっている様子が浮かび上が…

2025年最新動向から考える「職場ハラスメント対策」──パワハラ・カスハラ・法的対応と社会的課題

ハラスメント問題が加速する2025年 ~最新調査と社会動向~ 2025年、職場のハラスメント(パワーハラスメント、カスタマーハラスメントなど)に対する社会の関心と規制強化が過去最大級に高まっています。厚生労働省などの最新調査によると、「ハラスメント…

2025年新入社員調査を基にした新世代社員の特徴と意識の変化

2025年新入社員調査(産業能率大学総合研究所)の結果をもとに、今年の新入社員たちの特徴や意識の変化について詳しく見ていきましょう。 kyodonewsprwire.jp まず、彼らの年功序列への意識が高まっていることがわかります。調査によると、年功序列志向が過…

「心の労災」1000人超──パワハラ、カスハラ、業務負荷…職場で今、求められるメンタルヘルス対策とは

先日発表された調査結果に衝撃が走りました。精神障害による労災認定者が、過去最多の1000人超。中でも、自殺や自殺未遂に至った人が88人(前年比+9人)と、深刻な状況が明らかになりました。 その背景にあるのは、パワーハラスメントやカスタマーハラスメ…

Z世代・2025年新入社員は「自己成長」と「やりがい」で動く?──企業が整えるべき育成環境とは

2025年度の新入社員は、どんな価値観を持ち、何を求めて社会に飛び込んできたのでしょうか? PR TIMESに掲載された『2025年度 新入社員の傾向と育成のポイント』という記事では、株式会社シェイクが約1900名の新入社員を対象に実施した調査の結果が紹介され…

「ウェルビーイングって結局なんなのか」、日本の現実を見ながら考えてみた

最近、MONOistに掲載された「世界的に労働者の『ウェルビーイング』や『仕事の満足度』が上昇」という記事が目に留まりました。 マンパワーグループが行った「グローバル・タレント・バロメーター」の調査結果をもとに、世界19カ国の労働者の意識がどう変化…

「成長より安定」──新入社員の価値観が映す、いまの時代のリアル

今年の新入社員が、仕事に何を求めているのか。そのヒントを与えてくれる調査結果が、AdverTimes.に掲載されていました。 www.advertimes.com この記事では、ラーニングイノベーション総合研究所が実施した「2025年新入社員意識調査」(対象:3933人)の結果…

動的な人材ポートフォリオとは?企業変革を支える“動的”な人材戦略

">最近注目されている「動的な人材ポートフォリオ」について、日本の人事部とWEB労政時報の記事をもとに解説します。 ">企業が変化する経営環境に対応するための人材戦略として、経営戦略と連動した柔軟な人材配置や育成、評価の仕組みが求められています。 …

仕事におけるAI活用の現状と課題

近年、AIの業務活用が注目されていますが、実際の導入状況や課題にはまだ大きなばらつきがあります。 マイナビニュースとImpressWatchに掲載された記事をもとに、AI活用の現状を整理しました。 1. AI活用の実態(マイナビニュース) スキルアップ研究所の調…

地方移住に前向きなIT人材が増加中!その理由と可能性とは?

こんにちは!近年、リモートワークの普及により、都市部のIT人材が地方移住や地方企業への副業に関心を寄せる動きが注目されています。 今回は、ITmediaビジネスONLINEに掲載された『東京圏に住むIT人材の4割が「地方移住に興味あり」と回答、その理由は?』…

2025年の組織戦略が明らかに!企業規模別トレンドと施策例

2025年に向けた組織戦略の課題とトレンドが明らかになりました。 PR TIMESに掲載された『【2025年組織戦略】企業規模別のトレンドと施策例を公開』では、株式会社コーナーが公開した調査結果を基に、企業規模ごとに異なる課題と取り組みを詳しく解説していま…

ハラスメント問題に揺れる企業内環境、課題と改善策を考える

ミイダス株式会社の調査結果から、職場におけるハラスメント問題が依然として深刻であることが浮き彫りになりました。 経営者や中間管理職の約8割が、ハラスメントに関連する指導や処分を受けた管理職を見聞きした経験があると回答した一方で、約7割が「ハラ…

管理職とモチベーションの課題:2024年の意識調査から

日本の人事部に掲載された『マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査2024年』の記事では、企業における最大の組織課題として「次世代の経営人材の育成」が挙げられており、人事担当者と管理職層が共に「メンバーの育成」を最重要視していること…

親の介護と仕事の両立:現代の働き方を見直す視点

現代社会において、親の介護と仕事の両立は多くの働く人々にとって大きな課題となっています。 特に、40代から50代の働き盛りの世代が直面するこの問題は、精神的、肉体的、経済的な負担を伴い、仕事への影響も少なくありません。 今回は、Manegyで紹介され…

コーチングの価値と課題:ビジネスパフォーマンスの向上と認知の誤解

今回は、コーチングに対するポジティブな効果と、依然として存在するネガティブなイメージについて考えてみたいと思います。 PR TIMESに掲載された『コーチングは怪しい?ネガティブなイメージを持つ人がいる一方で、コーチング利用経験者の約7割が仕事での…

ワーク・ライフ・バランスの変遷

NHK WEBに『「仕事より余暇を重視する人」65%に 民間団体調査で過去最高』という記事が掲載されていましたのでご紹介します。 www3.nhk.or.jp この調査は、日本生産性本部が余暇活動に関する個人の意識などを把握するため、毎年実施しているそうです。 とこ…

効果絶大!人材育成における新しいアプローチとは? #人材アプローチ

ITmedia ビジネスONLiNEに『仕事の幸せ度、年々減少 2024年の平均は「55点」 幸せのために必要な要素とは?』という記事が掲載されていました。 www.itmedia.co.jp この記事において、『仕事が幸せな理由として回答が最も集まったのは「労働時間が適切で、残…

データドリブン経営の現状と課題

最近、「KKD(勘と経験と度胸)」に頼るのではなく、データをもとに戦略立案や方針の決定を行う「データドリブン経営」が注目されています。 www.nttdata-gsl.co.jp そんな中、『大手企業の半数以上はデータ活用が推進されているものの、管理職の約75%はデ…

仕事でやりがいを感じるのは「お礼や感謝の言葉」--エンジャパン調べ

8月9日(木)にエン・ジャパン株式会社が「仕事のやりがいと楽しみ方」についての調査結果を公表しました。 非常に興味深いのが「感謝」「お礼の言葉」がやりがいにつながるという回答結果です。 当たり前のように感じますが、逆にいえば職場でこれらの言葉が…

「若者から学ぶ大人」の実態調査

株式会社 リクルートマネジメントソリューションズは7月10日(火)、『大人は若者から何を学べるか。若者に抱く”違和感”こそ学びのヒント』というタイトルで“なぜ大人は若者から学べないのか?(オトマナ)プロジェクト”における実態調査結果を公表しました。 …