オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

『弓と禅』にみる日本的指導のあり方

『弓と禅』は、オイゲン・ヘリデルというドイツ人哲学者が「ドイツ神秘主義」を完全に理解するヒントを得るため、あえて仏教を学ぶべく来日し、神秘主義の一つと見做している「禅」の修行の一環として弓道を習うことを通して、日本の「道」と「精神性」に触…

上杉鷹山の師 細井平洲が「興譲館」に込めた思い

私が尊敬する歴史上の人物の一人に上杉鷹山公がいます。 弊社の名称の由来も鷹山公にあやかりたい思いから、鷹山公が創設した藩校「興譲館」から名付けました。 さて、その「興譲館」の名付け親は鷹山公の師でもある細井平洲先生。 その名に込めた思いとして…

「ATD 2019 ICE 報告会 JMA関西共催」に参加して

令和元年7月8日(月)に開催された「ATD 2019 ICE 報告会 JMA関西共催」に参加して参りました。 当日は、オフィスあんの代表である松下さんとポラソフィのシニアアソシエイツ仲間である佐々木さんの両名も一緒に参加し、共に学ぶ機会であり、本当に刺激的な半…

日本から「あ・うんの呼吸」が消えた?

最近、管理職向けの研修やコミュニケーションの研修では、もはや「あ・うんの呼吸」はないです!とお伝えしています。 本当にそうだと思ってはいます。 家族においても「あ・うんの呼吸」は難しくなっていると考えています。 では、自分の子供の時はどうだっ…

改めて「経路依存性」の脱却を考える

昨年の7/26のエントリーで、 わかっちゃいるけど・・・「経路依存性」が問題解決を難しくいているのかも - オフィスKojo 「伝刻の詞」 を書きました。 「経路依存性」とは、「何らかの理由で、一旦、路線が決まる。その後、その路線が 固定化されてしまい、…