オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

よりよい仕事の進め方

「やる気がない」のではなく「脳がブレーキを踏んでいる」──“嫌な仕事”の一歩目が重い理由

「やらなきゃいけないのに、手が止まる」メール返信、クレーム対応、評価が絡む資料作り、面倒な調整……。頭では分かっているのに、なぜか“最初の一歩”が出ない。 この現象を、根性論ではなく脳の仕組みとして説明してくれる研究が出ています。京都大学などの…

「やる気がない」のではなく「脳がブレーキを踏んでいる」──嫌な仕事ほど“最初の一歩”が重い理由

「あの人、やる気がないのかな?」嫌な仕事を先延ばしにする人を見ると、ついそう思ってしまうことがあります。 けれど実はそれ、性格や根性の問題というより——脳の“安全装置”が作動している可能性がある、という話です。 2026年1月にオンライン公開された京…

AI時代に「価値を生む仕事」はどこに残るのか──カギは“レビュー”にある

生成AIが普及して、文章も画像も分析も「それっぽく」一瞬で出てくる時代になりました。すると次に起きるのは、アウトプットを作る競争ではなく、アウトプットを“選び・磨き・責任を持つ”競争です。 NIKKEIリスキリングで紹介されていた三浦慶介氏の主張(著…

スキマ時間が「忙しさの割に進まない」を生む——“目的の二重性”を断つ時間術

「5分空いた!メール返して、資料も見て、ついでにニュースも…」……気づくと、何も終わっていない。しかも頭だけ疲れている。 この“あるある”に、わりと手厳しい結論を突きつける記事がDIAMOND Onlineに出ていました。結論はシンプルで、痛い。 diamond.jp ス…

「即レス」は才能じゃない。管理職の評価を変える“いちばん安い一手”

「仕事ができる人はレスが早い」——これ、ビジネス界の“ことわざ”みたいに言われますよね。ただ、面白いのはここからで、DIAMOND Onlineの記事が強調していたのはむしろ因果が逆だという点です。 diamond.jp 仕事ができるから即レスする、のではなく即レスす…

育成疲労・AI活用・定着不安——ぜんぶ「仕組みの設計」でつながっている話

年末年始が明けると、仕事の話題が一気に“現実味”を帯びます。「新人が育たない」「教える側がしんどい」「AIは使ってるのに組織は変わらない」「休み明けがつらい」……。これ、バラバラの悩みに見えて、わりと同じ根っこを持っています。 結論から言うと、個…

「また始まる」がつらい夜に ──仕事始めの前夜が重たくなる、本当の理由

Yahoo!ニュースに『気が重たい仕事始め。「また始まる」がつらい夜に知っておきたい心がけ』という記事が掲載されていました。 news.yahoo.co.jp 仕事始めの前夜。もう布団に入っているのに、なぜか気持ちが落ち着かない。「また明日からか……」と、ため息が…

年内に「何を終わらせるか」で、来年のスタートは決まる ──頭のいい人が“最優先”にしている仕事とは

DIAMOND Onlineに『頭のいい人が「年内に必ず終わらせる」仕事、第1位は?』という記事が掲載されていました。 diamond.jp 年末になると、 忙しいのに、なぜか仕事が進んだ感じがしない あれもこれも気になって、集中できない 新年を迎えても、気持ちが切り…

「雑用はやりません」は本当に正しいのか ――忘年会幹事に詰まっている“仕事の本質”

東洋経済Onlineに、『課長絶句・・・「雑用はやりません」「庶務の人に任せるべきです」忘年会幹事を断った《1年目の新入社員》のまさかの“言い分”』という、考えさせられる記事が掲載されていました。 toyokeizai.net 忘年会の幹事を頼まれた新入社員が、 「そ…

「頑張っているのに成果が出ない人」に共通する落とし穴 ――一点集中が仕事を変える理由

DIAMOND Onlineに『「見ていられないほど仕事ができない人」の残念な働き方・ワースト1』という、なかなか刺激的なタイトルの記事が掲載されていました。 diamond.jp 内容はシンプルで、かつ本質的です。 成果が出ない人ほど、マルチタスクに陥っている とい…

「新人ガチャ」と「育成疲労」。いま現場で何が起きているのか?

ITmediaビジネスで興味深い記事が出ていました。 www.itmedia.co.jp 調査によると、新入社員の「就社志向」は過去最高の70.9%へ。一方で、上司や先輩社員の 67.3%が“新人ガチャ”を感じているとのこと。 「安定志向の新人」と「疲れ気味の育成側」。この構…

「ハラスメントを防ぐ職場」は、特別なルールより“心のケア”から生まれる

職場の人間関係やハラスメントの相談をいただく機会が増えています。共通して感じるのは、問題の発生そのものより、”発生するまで誰も気づけなかった”ことが一番つらいという声です。 叱責の一言がきっかけになることもあれば、指導のすれ違い、忙しさの中で…

「印象のすれ違い」が人間関係をこじらせるとき

同じ職場にいるのに、どうもかみ合わない。悪気はないのに、なぜか誤解されてしまう――。 そんな「モヤモヤ」を感じたことはありませんか? 現代ビジネスの記事で紹介されていた心理学者・舟木彩乃さんの著書『あなたの職場を憂鬱にする人たち』(集英社イン…

「AIに仕事を奪われるかも?」高校生の6割が抱く不安の正体 〜奪われる仕事・奪われない仕事の分かれ目〜

生成AIが急速に広がる中、「AIに仕事を奪われるかもしれない」と感じる人は、高校生だけでなく社会人の間でも増えています。まいどなニュースによると、全国の高校生の約6割がAIに不安を感じており、その理由の多くが「将来、仕事がなくなるかもしれない」と…

「結果にこだわる人」ほど伸び悩む理由

「こんなに頑張っているのに、成果が出ない」そんな焦りや空回りを感じたことはありませんか? 佛心宗・大愚元勝住職は、著書『仕事も人間関係もうまくいく離れる力』(三笠書房)の中で、「結果にこだわるほど、かえって力を発揮できなくなる」と語っていま…

新入社員の過半数が「成果主義より年功序列」を望む理由

2025年度の新入社員調査で、「成果主義より年功序列を望む」と答えた人が 56.3% に達しました。1989年の調査開始以来初めて、成果主義を上回る結果です。 pinzuba.news 「挑戦よりも安定を選ぶ」——この選択は怠けや保守ではなく、時代背景を映し出す合理的…

「選べる働き方」が義務化へ —— 改正育児・介護休業法が施行

2025年10月1日から、育児と仕事の両立を支援するための 改正育児・介護休業法 が施行されました。 newsdig.tbs.co.jp 大きなポイントは、企業が従業員に対して 「柔軟な働き方」を義務的に用意すること です。 企業が用意すべき「5つの制度」 3歳〜小学校入…

燃えられないのは怠けじゃない —— 「燃えられない症候群」とは?

PRESIDENT Onlineに『なぜ昭和時代の日本人はバリバリ働けたのか…仕事もプライベートも「がんばりたくない人」が増えているワケ【2025年8月BEST】』という記事が掲載されていました。 president.jp 「何をやっても夢中になれない」「仕事に必死になれない」。…

仕事が速い人は「やらないこと」を決めている

「もっと頑張らなきゃ」「全部こなさなきゃ」と思うほど、逆に仕事は遅くなってしまうことがあります。生産性を高める人が意識しているのは、「やること」よりもむしろ「やらないことを決める」こと。 dmenuニュースで紹介されていた後藤勇人さんの著書『仕…

カフェでPCを開く仕事、本当に価値を生んでいますか?

スターバックスなどのカフェでノートパソコンを開き、Wi-Fiにつないで仕事をしている人たち。「カッコいい働き方」や「自由なワークスタイル」の象徴にも見えますが、Yahoo!ニュースに掲載された記事では、ちょっと厳しい視点が提示されていました。 news.ya…

残業ゼロに舵を切った会社、その成果と課題

「定時で帰るなんて責任感がない」——そんな声が聞こえてきそうですが、株式会社みらいパートナーズの菊池正則さんは2021年から全社的に『残業ゼロ』を導入しました。結果はどうだったのでしょうか。 toyokeizai.net 残業ゼロ導入の成果 応募数が前年比165%…

あなたの仕事を「エージェントAI」が代替する未来はすぐそこに?

ChatGPTの登場からまだ数年しか経っていませんが、次に来る波として注目されているのが 「エージェントAI」。これは単なるAIツールではなく、目標を設定すると自律的に計画し、実行までやってしまうAIのことです。 2025年には、企業の中核業務に普及し、働き…

「どうせ誰にでもできる仕事」じゃない —— 見過ごされがちな“本物の達人”たち

私たちはつい、「あの仕事は誰にでもできるのでは?」と見てしまうことがあります。自動車整備士や配管工のような身近な職業よりも、外科医やパイロットといった遠い分野の職業を高く評価しがちです。 でも実際には、達人の本質は分野を超えて共通しているの…

「仕事ができる人」と「できない人」を分けるのは“能力”ではなく“ポジショニング”

「仕事ができる/できないの違いは何か?」と聞かれると、多くの人が「能力の差」と答えるかもしれません。でも、DIAMOND Onlineに紹介されていた山口周さんのインタビューは、少し違う視点を提示していました。 決定的な違いは、能力そのものではなく“ポジ…

AIを使っても「仕事ができない人」に欠けているもの

AIの進化で、私たちの働き方は大きく変わろうとしています。でも、最近のニュースを見ていると「AIを使っても成果が出ない人」が確かにいる。 では、その違いはどこにあるのでしょうか。 diamond.jp 1. AIを「部下」のように扱えるか ただ操作を覚えるだけで…

実務力を見極めるための5つのポイント

採用の場でよくあるのが、「面接ではすばらしいと思ったのに、実際に入社したら期待外れ…」というケース。この“ミスマッチ”を減らすためのシンプルな方法が、DIAMOND Onlineの記事で紹介されていました。 diamond.jp 表面的な“優秀さ”に惑わされない 流暢な…

「仕事はAIに奪われる?」にどう向き合うか —— 山口周さんの視点から学ぶこと

「AIに仕事が奪われるのでは?」という問いは、ここ数年でよく耳にするようになりました。 diamond.jpでも、コンサルタントの山口周さんはこう答えています。 「職業はそう簡単になくならない。なくなるのは“仕事の中身”の方だ」 これは、ちょっと安心するよ…

職場に漂う「諦めの空気」と、そこから見える希望

最近の調査で、日本人の「仕事への意識」が主要国の中で最低水準だったと報じられていました。 www.itmedia.co.jp 「仕事が大事になった」と答えた人はわずか20%ほど。さらに、報酬への納得度も低く、「諦め」がじわじわと積み重なっている様子が浮かび上が…

「あえての先延ばし」はアリ?——見分け方と、安全に使うコツ

最近の記事では、「先延ばし」にも良い面があり得る、と紹介されていました。ただし誤解しやすい話でもあります。まずは用語の整理→見分け方→実践ルールの順で、静かに整理します。 1) 先延ばしには“2種類”ある 受動的な先延ばし:不安・回避・決め疲れで“気…

また「丸投げされた」という不満を無くす——任せる技術の基本

「任せたのに、結局は自分でやり直し」──よくある悩みです。最近の記事でも、メンバー数が増えたら“委任”は避けて通れないこと、そして委任と放任は別物であることが強調されていました。委任は“丸投げ”ではなく、目的・任せる範囲・関わり方をはっきり決め…