オフィスKojo 「伝刻の詞」

株式会社オフィスKojoの社長がその刻に感じたさまざまな事象を綴ります。

【告知】「若手が活き活き元気に 働くためのセミナー」に参加します!

7月28日(火)、7月29日(水) 9:00~17:00

アビリティーセンター主催の「若手が活き活き元気に 働くためのセミナー」に参加させていただきます。

私の他にも、

四国の老舗書店である(株)明屋(はるや)書店の代表取締役として、それまで経営不振に陥っていた同書店を「従業員を大切にする」などの独自の手法で正社員のリストラを一人も出さずに2年で業績をV字回復させた中小企業活性化コンサルタント 元気ファクトリー㈱ 代表取締役の小島俊一氏

多くのお客様と接する中で、 企業間によってマナーのスキルに大きな差がある事に疑問を感じ、マナー講師となり、司会者として求められた、ステージ上での立居振舞、正しい言葉遣い、笑顔、そして 「立居振舞が変われば、言葉遣いが変わる」「言葉遣いが変われば、立居振舞が変わる」をモットーに、その日から実践できる研修を行っているNPO法人日本サービスマナー協会認定講師 米国NLP 協会認定 NLPラクティショナーで㈱エス代表取締役 内海加奈子氏

高校卒業後、専門学校に入学し、自動車整備士となり、その後、人間力とコミュニケーション能力を伸ばすためのサポート事業で独立し、現在も多くの企業等で研修を行なっている米国NLP協会認定トレーナー、ISD個性心理学インストラクターでFrontier代表 三宅俊輝氏

という贅沢な講師陣です。

私も、今から楽しみです。

単なるお勉強ではなく、必ずこれからの人生と仕事のお役に立つセミナーになるはずですので、ご参加の検討をお願いします。

www.ikusei-kensyu.jp

「IKIGAI」で幸せな人生を

皆さんにとっての「生き甲斐」って何ですか?

この新型コロナ禍の中でSTAY HOMEをしているとなんとなくそんなことを考えることもありました。

仕事柄、キャリアデザインなどについてのワークショップや研修なども行っているのですが、こんなにまとまった時間があると改めて考えを深めてみたりします。

キャリアデザインにおいて「自己分析のフレームワーク」として「Will・Can・Must」でキャリアビジョンを整理する枠組みがあるのですが、どうも今までしっくりしなかったのです。

そんなときに、『外国人が見つけた長寿ニッポン幸せの秘密 (IKIGAI)』という書籍に出会い、その中にイラストレータのマーク・ウィンが描いた図が載っていて、すごく腹落ち感がありました。

http://theviewinside.wpengine.com/wp-content/uploads/2014/05/graph.png

というのは、「お金」についての枠組みがあったからです。

人は生きていくうえでどうしても「お金」は無視できません。

ところが、「自己分析のフレームワーク」だとお金の観点はありません。

ところが、この「IKIGAI」の図には「that you can be paid for?」とあります。

要は「報酬を得られる?」ということです。

否が応でも、「お金」は必要。

そのためには、「That you are good at?」「あなたの得意なこと?」を増やしていくことだと思います。

まずはチャレンジ!

出来ることを増やせば、得意なことも増えます。

そうすれば「IKIGAI」の輪が大きくなり、幸せな人生につながることでしょう。

最後にマーク・ウィンの翻訳した言葉を紹介します。

長くて幸せな人生の秘訣は、明日の素晴らしい人生を願って生きることではありません。今日を心がけて生きることです。私が好きなのは、これが個人レベルだけでなく、コミュニティ全体もそれから学ぶことができるということです。

いきがいを見つけましたか?

–好きなことをしていますか?
–世界に必要ですか?
–あなたは得意ですか?
–そして、あなたはお金を払うことができますか?

より長く健康的な生活を送るために、今日どのように目的を持って生きることができますか?

theviewinside.me

skypeでのオンライン研修所感

新型コロナウイルスの影響で、オンライン研修が注目されてきましたが、そのノウハウはまだまだ蓄積されていない状況です。

私どももここ最近、オンライン研修を連続で行いました。

3日間連続のオンライン研修で分かったことを以下に述べます。
今回は、お客様のご要望でskypeでの研修でしたので、今回はskypeでの研修に関するポイントをお伝えします。
(あくまでも、私どもの環境における所感です)

 

  1. Skypeには、Windows 10標準のソフトとダウンロードしてインストールが必要なデスクトップ版があります。安定しているのはデスクトップ版。
    標準版は、動作が重かったり、急に落ちたりしました。
    可能なら、デスクトップ版をインストールして使用した方が精神衛生上も良いです。特に長時間の研修では、ソフトウェアの快適性は重要です。
  2. できればサブモニターを用意されるとかなり研修を進めやすくなります。サブモニターに資料を掲載して画面共有し、メインモニターは参加者の顔を見ながら講義ができるので反応を確認できます。
  3. サブモニターで画面共有する際は、サブモニター側の解像度を落とします。
    1024×768だと参加者にも見やすかったようです。
  4. これもできればですが、ヘッドセットを用意されると快適です。外部の雑音に気を取られることもありません。できれば、eスポーツ用のしっかりしたものを準備すると疲れも軽減されます。
  5. 参加者間の議論にはGoogleドキュメントを活用すると議事録・備忘録代わりにもなるので効果的です。

以上、現段階で分かったことを書き留めました。

これからも実践と探求でノウハウ蓄積していきます。
ただ、この3日間を通して分かったことは、オンライン研修にリアル研修でできないことが可能になるということ。

つまり、コロナ禍が終息しても、学習効果を考えてリアル研修とオンライン研修を使い分けることが望ましいと考えます。

人材育成は、「できることをやる」。この機会に、人材育成のあり方を見直してみたいものですね。

f:id:ogaz100:20200424084911p:plain

 

そもそも「学び」って何?

弊社は主に「人の学び」に焦点を当て、「人の学び」を支援することで組織の生産性向上などのお手伝いをすることを目的として業務を行っております。

ところで、「学び」とは何?と訊かれたらどう答えますか?

「知らないことを知ること」?「出来なかったことが出来るようになること」?

元々の学習の定義は「行動が変化すること」とされていました。

しかし、時代が進むにつれ、学習の定義は変わっていきます。

www.recruit-ms.co.jp現在は、

–意味を理解し、記憶し、再現性のあるアルゴリズム(ある問題を解決するための手順・方法)を構築すること

–人が実践の共同体に参加することによってその共同体の成員としてのアイデンティティを形成すること

といったように単なる知識の習得や行動の変容だけではなく、社会的な側面が強調されてきています。

さらに、パフォーマンス心理学で「個人のアイデンティティの創造・変革と社会創造・変革との相互作用」といったように、個人のキャリア形成と社会との関わりに焦点が当たり始めています。

価値観の多様化する現代。

一人ひとりの価値観を大切にし、社会貢献できるスキルを身につける。

そんな学習支援環境を構築していきたいものですね。

f:id:ogaz100:20180510163850p:plain

 

新入社員研修のあり方

令和二年度新入社員研修は、諸事情により中止となりました。

検討いただいてました皆さまには申し訳なく存じます。

なにとぞご容赦の程、よろしくお願いします。

 新入社員研修に携わって17年。

いろいろな講師の研修を観てきました。

ずーっと疑問に思っていたのが、「仕事の進め方」「ビジネスマナー」「メンタルヘルス」・・・みたいに学校の教科のような形のプログラムになっていること。

仕事は流れです。

どのタイミングでどのような対応をすることが必要か、電話を取ったら何を言われるか分からない状況で、どのように対応するか・・・

新入社員は配属後、さまざまな困難に直面します。

その困難をできるだけ苦労しないで乗り越えられるようサポートするのが新入社員研修なのではないか?その疑念がずっとありました。

ビジネス文書を手書きすることある?パソコンで作るよね?

電子メール、仕事でメチャクチャ使うのに、なぜ新入社員研修で教えてくれないの?

お酒の席って細かな配慮やマナーがあるのに、どうして誰も教えてくれないの?

ラジオ体操って小学校以来やってないのに、どうして知っている・出来る前提なの?

朝礼・・・初めての体験なのに、いきなり本番突入?うそー!

などなど、新入社員の不安や悩みは多々あります。

皆さんが実施ないしは派遣する新入社員研修、そういった課題に応えてますか?

 

『弓と禅』にみる日本的指導のあり方

『弓と禅』は、オイゲン・ヘリデルというドイツ人哲学者が「ドイツ神秘主義」を完全に理解するヒントを得るため、あえて仏教を学ぶべく来日し、神秘主義の一つと見做している「禅」の修行の一環として弓道を習うことを通して、日本の「道」と「精神性」に触れたことを記した書です。

ここに書かれていることは、現代日本人にとっても神秘的に感じることが多々あると思います。なぜならば、「精神的」なるものの重要性を説いているからです。今は、武道もスポーツ化してきており、「精神的」なものは重視されなくなっているように思います。しかしヘリデルは、弓道の修行を通して「精神的」なるものを理解していきます。

ヘリデルは、いきなり難題に直面します。それは、「精神的に弓をひく」ことでした。実は、「呼吸法」が重要だったのですが、それを直接教えるのではなく、あくまでも体得させるまで実践させる指導。まさにコーチング的な指導法だと思います。

その後も師匠との禅問答のようなやりとりが続き、徐々にヘリデルの学びたかった主題に近づいていきます。

この本から、コーチングの本質は「考えさせること、自分自身で解を導き出すこと」なのだということを改めて気づかされました。
ある種、「禅問答」的なコーチングも効果があるかもしれないと思わされた良書でした。

 

新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫) オイゲン・ヘリゲル

 

上杉鷹山の師 細井平洲が「興譲館」に込めた思い

私が尊敬する歴史上の人物の一人に上杉鷹山公がいます。

弊社の名称の由来も鷹山公にあやかりたい思いから、鷹山公が創設した藩校「興譲館」から名付けました。

さて、その「興譲館」の名付け親は鷹山公の師でもある細井平洲先生。

その名に込めた思いとして「個人個人の修養が家庭を安定させ、各家庭の安定が地域社会を安定させ、そして地域社会の安定が市や県を正しく収めさせ、それが集まって国家が正しく安定させる」ということです。

これは、古代中国の政治指導書『大学』で説かれているモチーフにインスパイアされているとのこと。

そしてこの個人から全世界に至る発展過程で、個人あるいは組織が心がけなければならないこととして「譲と仁」の二つの道徳を重視しています。

細井平洲先生は、この「譲」を「恕」という言葉におきかえて常々、説いていました。

「恕」というのは「他人の悲しみや苦しみはみるに忍びない。なんとかしてあげたい」という思いです。

興譲館」という校名には、「日本人の美しい心を興す」という思いが込められているのです。

私も「Kojo」という名を冠しているからには、「恕」の精神を忘れずに、お役立ちできるよう邁進していきたいと思います。

 

f:id:ogaz100:20160704095824g:plain