オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

上司には温かさを求め、キャリアは自分で動かす——2026年の新入社員が教えてくれること

入社した瞬間から転職サイトに登録している新入社員が、約5人に1人いるそうです。 それでも彼らは「上司には人間的な温かさ」を強く求めている。 一見すると矛盾しているようで、実はこれ、令和の働き方の本質をついている気がします。明治安田生命が2026年2…

「企画が甘い」と言われる前に——AIに"上司役"をやらせる技法が、思いのほか使える話

「ちゃんと考えたのに、なぜ"甘い"と返ってくるのか」 企画を出す側なら、一度は味わったことがあるはずです。あのモヤモヤ。 DIAMOND Onlineで紹介されていた石井力重氏の著書に由来する技法、「ダメ出しの模擬」が、地味に刺さりました。要は、企画を上司…

「頑張らない月曜日」が、あなたを苦しめている理由

TikTokから広がった"月曜スローダウン"の正体 「月曜日くらい、ゆるく働きたい」 そんな願いを叶える「ベア・ミニマム・マンデー(頑張らない月曜日)」が、いまZ世代を中心に静かに広がっています。月曜は最低限の業務だけ。重要な会議は入れない。リモート…

OJTは9割が実施…なのに育たない?“バラつき”を潰す構造化OJTの話

「若手には主体性がない」と言うのに、OJTは“属人化”したまま…なぜ? 以下は、ALL DIFFERENT株式会社(旧トーマツ イノベーション)が2025年5月15日に公表した「人事部の意識調査(OJT編)」をベースに、要点を整理しつつ、HRD(人材開発)視点で“次の一手”…

「自分の記憶を信じない」リーダーが強い理由:復唱・共有で認識ズレを消す

完璧に準備してから動こうとして、結局「着手」がいちばん遅れる…なのに、なぜ? プレイングマネージャーは板挟みで、考えるほど不安が増えがちです。そんなとき効くのが「動きながら考える」と「記録」の2本柱――という話が、LIFEHACKERの記事で紹介されてい…

「最速」は速さじゃない?元Google流“スプリント”で一点突破する働き方

「やってもやっても仕事が終わらない」のに、なぜ“最速”って言われると余計に焦るんでしょう? 今回は、DIAMOND Online掲載の『【一流】元グーグルが考案した「最速仕事術」がスゴかった』を起点に、ジェイク・ナップ氏×ジョン・ゼラツキー氏が語る「スプリ…

AIは「仕事を減らす」のか?──現場で起きているのは“時短”ではなく「仕事の濃縮」

「生成AIでラクになるはずなのに、なぜか忙しさが増している」最近、この違和感を口にする人が増えました。気のせいではなく、研究・記事でも同じ方向が指摘されています。 GIGAZINEが紹介した内容は、ひと言で言えばこうです。AIは仕事を消すどころか、“仕…

新入社員が「辞める人」と「残る人」に分かれる3つの境界線──2026年、人事が“定着”で見直すべき設計

採用がうまくいかない。やっと採れたと思ったら、半年で「転職もありかも」が芽を出す。いまの新卒市場は、企業側が「採る」より「残る体験を設計する」ほうが難易度が高い局面に入っています。 実際、26卒の採用充足率(内定者数/募集人数)は 69.7% と、17…

「やる気がない」のではなく「脳がブレーキを踏んでいる」──“嫌な仕事”の一歩目が重い理由

「やらなきゃいけないのに、手が止まる」メール返信、クレーム対応、評価が絡む資料作り、面倒な調整……。頭では分かっているのに、なぜか“最初の一歩”が出ない。 この現象を、根性論ではなく脳の仕組みとして説明してくれる研究が出ています。京都大学などの…

「やる気がない」のではなく「脳がブレーキを踏んでいる」──嫌な仕事ほど“最初の一歩”が重い理由

「あの人、やる気がないのかな?」嫌な仕事を先延ばしにする人を見ると、ついそう思ってしまうことがあります。 けれど実はそれ、性格や根性の問題というより——脳の“安全装置”が作動している可能性がある、という話です。 2026年1月にオンライン公開された京…

AI時代に「価値を生む仕事」はどこに残るのか──カギは“レビュー”にある

生成AIが普及して、文章も画像も分析も「それっぽく」一瞬で出てくる時代になりました。すると次に起きるのは、アウトプットを作る競争ではなく、アウトプットを“選び・磨き・責任を持つ”競争です。 NIKKEIリスキリングで紹介されていた三浦慶介氏の主張(著…

スキマ時間が「忙しさの割に進まない」を生む——“目的の二重性”を断つ時間術

「5分空いた!メール返して、資料も見て、ついでにニュースも…」……気づくと、何も終わっていない。しかも頭だけ疲れている。 この“あるある”に、わりと手厳しい結論を突きつける記事がDIAMOND Onlineに出ていました。結論はシンプルで、痛い。 diamond.jp ス…

「即レス」は才能じゃない。管理職の評価を変える“いちばん安い一手”

「仕事ができる人はレスが早い」——これ、ビジネス界の“ことわざ”みたいに言われますよね。ただ、面白いのはここからで、DIAMOND Onlineの記事が強調していたのはむしろ因果が逆だという点です。 diamond.jp 仕事ができるから即レスする、のではなく即レスす…

育成疲労・AI活用・定着不安——ぜんぶ「仕組みの設計」でつながっている話

年末年始が明けると、仕事の話題が一気に“現実味”を帯びます。「新人が育たない」「教える側がしんどい」「AIは使ってるのに組織は変わらない」「休み明けがつらい」……。これ、バラバラの悩みに見えて、わりと同じ根っこを持っています。 結論から言うと、個…

AIは使われているのに、組織は変わっていない ──「個人先行型AI活用」の限界と、人事に問われる再設計

日本の人事部に『「AI時代における人事・組織の実態調査」を実施』という記事が掲載されていました。 jinjibu.jp 調査を読んで、正直こう感じた方も多いのではないでしょうか。 「うちの会社、そのままだ……」 生成AIはすでに個人レベルでは当たり前に使われ…

「また始まる」がつらい夜に ──仕事始めの前夜が重たくなる、本当の理由

Yahoo!ニュースに『気が重たい仕事始め。「また始まる」がつらい夜に知っておきたい心がけ』という記事が掲載されていました。 news.yahoo.co.jp 仕事始めの前夜。もう布団に入っているのに、なぜか気持ちが落ち着かない。「また明日からか……」と、ため息が…

年内に「何を終わらせるか」で、来年のスタートは決まる ──頭のいい人が“最優先”にしている仕事とは

DIAMOND Onlineに『頭のいい人が「年内に必ず終わらせる」仕事、第1位は?』という記事が掲載されていました。 diamond.jp 年末になると、 忙しいのに、なぜか仕事が進んだ感じがしない あれもこれも気になって、集中できない 新年を迎えても、気持ちが切り…

「雑用はやりません」は本当に正しいのか ――忘年会幹事に詰まっている“仕事の本質”

東洋経済Onlineに、『課長絶句・・・「雑用はやりません」「庶務の人に任せるべきです」忘年会幹事を断った《1年目の新入社員》のまさかの“言い分”』という、考えさせられる記事が掲載されていました。 toyokeizai.net 忘年会の幹事を頼まれた新入社員が、 「そ…

「頑張っているのに成果が出ない人」に共通する落とし穴 ――一点集中が仕事を変える理由

DIAMOND Onlineに『「見ていられないほど仕事ができない人」の残念な働き方・ワースト1』という、なかなか刺激的なタイトルの記事が掲載されていました。 diamond.jp 内容はシンプルで、かつ本質的です。 成果が出ない人ほど、マルチタスクに陥っている とい…

「新人ガチャ」と「育成疲労」。いま現場で何が起きているのか?

ITmediaビジネスで興味深い記事が出ていました。 www.itmedia.co.jp 調査によると、新入社員の「就社志向」は過去最高の70.9%へ。一方で、上司や先輩社員の 67.3%が“新人ガチャ”を感じているとのこと。 「安定志向の新人」と「疲れ気味の育成側」。この構…

「ハラスメントを防ぐ職場」は、特別なルールより“心のケア”から生まれる

職場の人間関係やハラスメントの相談をいただく機会が増えています。共通して感じるのは、問題の発生そのものより、”発生するまで誰も気づけなかった”ことが一番つらいという声です。 叱責の一言がきっかけになることもあれば、指導のすれ違い、忙しさの中で…

なぜ人は「辞めない」のか──ジョブ・エンベデッドネス理論に学ぶ定着の本質

「離職防止」について語られるとき、私たちはつい「なぜ辞めるのか?」に焦点を当てがちです。しかし、今注目されている理論「ジョブ・エンベデッドネス(Job Embeddedness)」は、逆の視点をとります。 「なぜ人は“とどまり続ける”のか?」 この問いに答え…

「印象のすれ違い」が人間関係をこじらせるとき

同じ職場にいるのに、どうもかみ合わない。悪気はないのに、なぜか誤解されてしまう――。 そんな「モヤモヤ」を感じたことはありませんか? 現代ビジネスの記事で紹介されていた心理学者・舟木彩乃さんの著書『あなたの職場を憂鬱にする人たち』(集英社イン…

「AIに仕事を奪われるかも?」高校生の6割が抱く不安の正体 〜奪われる仕事・奪われない仕事の分かれ目〜

生成AIが急速に広がる中、「AIに仕事を奪われるかもしれない」と感じる人は、高校生だけでなく社会人の間でも増えています。まいどなニュースによると、全国の高校生の約6割がAIに不安を感じており、その理由の多くが「将来、仕事がなくなるかもしれない」と…

【お知らせ】事務所統合のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 このたび、弊社では拠点を下記のとおり統合することとなりましたので、ご案内申し上げます。 統合後の拠点 【本社】〒760-0080香川県高松市木太町4130番地16TEL: 087-880-4021(統合前と同じ)※FAXは…

「結果にこだわる人」ほど伸び悩む理由

「こんなに頑張っているのに、成果が出ない」そんな焦りや空回りを感じたことはありませんか? 佛心宗・大愚元勝住職は、著書『仕事も人間関係もうまくいく離れる力』(三笠書房)の中で、「結果にこだわるほど、かえって力を発揮できなくなる」と語っていま…

定年後に働く「4つの目的」

定年後に働く理由は、人それぞれ違います。坂本氏の研究や各種調査をもとに整理すると、大きく次の 4つの目的 に分けられます。 diamond.jp 1. 収入のため 「生活費を補う」「老後資金を増やす」など、経済的な理由は最も分かりやすい動機です。 年金だけで…

新入社員の過半数が「成果主義より年功序列」を望む理由

2025年度の新入社員調査で、「成果主義より年功序列を望む」と答えた人が 56.3% に達しました。1989年の調査開始以来初めて、成果主義を上回る結果です。 pinzuba.news 「挑戦よりも安定を選ぶ」——この選択は怠けや保守ではなく、時代背景を映し出す合理的…

「選べる働き方」が義務化へ —— 改正育児・介護休業法が施行

2025年10月1日から、育児と仕事の両立を支援するための 改正育児・介護休業法 が施行されました。 newsdig.tbs.co.jp 大きなポイントは、企業が従業員に対して 「柔軟な働き方」を義務的に用意すること です。 企業が用意すべき「5つの制度」 3歳〜小学校入…

燃えられないのは怠けじゃない —— 「燃えられない症候群」とは?

PRESIDENT Onlineに『なぜ昭和時代の日本人はバリバリ働けたのか…仕事もプライベートも「がんばりたくない人」が増えているワケ【2025年8月BEST】』という記事が掲載されていました。 president.jp 「何をやっても夢中になれない」「仕事に必死になれない」。…