オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

職場マネジメント

新着順 人気順

「退職代行1.5倍」を"異常事態"で終わらせてはいけない——人事が見直すべき3つの設計

2026年4月、デイリー新潮が報じた「退職代行の利用が昨年の1.5倍以上」というニュースが話題になりました。 www.dailyshincho.jp 入社初日の昼休みに相談するケース、先輩が怒られているのを見て即日判断するケース、生成AIで反論文を作るケース——かなり強い…

「自律してほしい」のに任せるとうまくいかない——守破離を育成の実務モデルとして読み直す

「主体性を持って動いてほしい」と思いながら、いざ任せると混乱が起きる。この矛盾、マネジメントの現場でよく見かけます。 原因のほとんどは、育成の段階と支援の方法がずれていることにあります。そこで見直したいのが「守破離」です。ただし、精神論とし…

生成AIを使うほど、なぜ管理職は「働きがい」と「不安」を同時に感じるのか?

「AIで仕事がラクになった」と言いながら、なぜかモヤモヤが消えない。 管理職にそういう人が増えています。気のせいではなく、データにも出ています。 株式会社NEWONEが管理職1,000名を対象に行った調査(2026年1月実施)で見えてきたのは、生成AIの利用頻…

「研修はあるのに辞める」——新入社員の早期離職は、配属後の設計で決まる

新入社員研修はちゃんとやっている。なのに、配属後に早期離職が出る。 この違和感を感じている人事担当者は、少なくないと思います。その正体が、2026年3月にイー・コミュニケーションズが公表した調査で、かなりはっきり見えてきました。 hochi.news 数字…

仕事が終わらないのは「要領が悪い」からじゃない——伸びる20代が持っている"終わる計画"という発想

「仕事が速い人」と聞いて、何を思い浮かべますか? タイピングが速い、処理が早い、集中力がある——そういうイメージを持つ方が多いと思います。 でも、2026年3月5日にDIAMOND Onlineに掲載されたタスク管理専門家・萩原雅裕さんの記事は、少し違う見方を示…

「頑張らない月曜日」が、あなたを苦しめている理由

TikTokから広がった"月曜スローダウン"の正体 「月曜日くらい、ゆるく働きたい」 そんな願いを叶える「ベア・ミニマム・マンデー(頑張らない月曜日)」が、いまZ世代を中心に静かに広がっています。月曜は最低限の業務だけ。重要な会議は入れない。リモート…

OJTは9割が実施…なのに育たない?“バラつき”を潰す構造化OJTの話

「若手には主体性がない」と言うのに、OJTは“属人化”したまま…なぜ? 以下は、ALL DIFFERENT株式会社(旧トーマツ イノベーション)が2025年5月15日に公表した「人事部の意識調査(OJT編)」をベースに、要点を整理しつつ、HRD(人材開発)視点で“次の一手”…

「最速」は速さじゃない?元Google流“スプリント”で一点突破する働き方

「やってもやっても仕事が終わらない」のに、なぜ“最速”って言われると余計に焦るんでしょう? 今回は、DIAMOND Online掲載の『【一流】元グーグルが考案した「最速仕事術」がスゴかった』を起点に、ジェイク・ナップ氏×ジョン・ゼラツキー氏が語る「スプリ…

新入社員が「辞める人」と「残る人」に分かれる3つの境界線──2026年、人事が“定着”で見直すべき設計

採用がうまくいかない。やっと採れたと思ったら、半年で「転職もありかも」が芽を出す。いまの新卒市場は、企業側が「採る」より「残る体験を設計する」ほうが難易度が高い局面に入っています。 実際、26卒の採用充足率(内定者数/募集人数)は 69.7% と、17…

「即レス」は才能じゃない。管理職の評価を変える“いちばん安い一手”

「仕事ができる人はレスが早い」——これ、ビジネス界の“ことわざ”みたいに言われますよね。ただ、面白いのはここからで、DIAMOND Onlineの記事が強調していたのはむしろ因果が逆だという点です。 diamond.jp 仕事ができるから即レスする、のではなく即レスす…

年内に「何を終わらせるか」で、来年のスタートは決まる ──頭のいい人が“最優先”にしている仕事とは

DIAMOND Onlineに『頭のいい人が「年内に必ず終わらせる」仕事、第1位は?』という記事が掲載されていました。 diamond.jp 年末になると、 忙しいのに、なぜか仕事が進んだ感じがしない あれもこれも気になって、集中できない 新年を迎えても、気持ちが切り…

「雑用はやりません」は本当に正しいのか ――忘年会幹事に詰まっている“仕事の本質”

東洋経済Onlineに、『課長絶句・・・「雑用はやりません」「庶務の人に任せるべきです」忘年会幹事を断った《1年目の新入社員》のまさかの“言い分”』という、考えさせられる記事が掲載されていました。 toyokeizai.net 忘年会の幹事を頼まれた新入社員が、 「そ…

「新人ガチャ」と「育成疲労」。いま現場で何が起きているのか?

ITmediaビジネスで興味深い記事が出ていました。 www.itmedia.co.jp 調査によると、新入社員の「就社志向」は過去最高の70.9%へ。一方で、上司や先輩社員の 67.3%が“新人ガチャ”を感じているとのこと。 「安定志向の新人」と「疲れ気味の育成側」。この構…

「ハラスメントを防ぐ職場」は、特別なルールより“心のケア”から生まれる

職場の人間関係やハラスメントの相談をいただく機会が増えています。共通して感じるのは、問題の発生そのものより、”発生するまで誰も気づけなかった”ことが一番つらいという声です。 叱責の一言がきっかけになることもあれば、指導のすれ違い、忙しさの中で…

なぜ人は「辞めない」のか──ジョブ・エンベデッドネス理論に学ぶ定着の本質

「離職防止」について語られるとき、私たちはつい「なぜ辞めるのか?」に焦点を当てがちです。しかし、今注目されている理論「ジョブ・エンベデッドネス(Job Embeddedness)」は、逆の視点をとります。 「なぜ人は“とどまり続ける”のか?」 この問いに答え…

新入社員の過半数が「成果主義より年功序列」を望む理由

2025年度の新入社員調査で、「成果主義より年功序列を望む」と答えた人が 56.3% に達しました。1989年の調査開始以来初めて、成果主義を上回る結果です。 pinzuba.news 「挑戦よりも安定を選ぶ」——この選択は怠けや保守ではなく、時代背景を映し出す合理的…

残業ゼロに舵を切った会社、その成果と課題

「定時で帰るなんて責任感がない」——そんな声が聞こえてきそうですが、株式会社みらいパートナーズの菊池正則さんは2021年から全社的に『残業ゼロ』を導入しました。結果はどうだったのでしょうか。 toyokeizai.net 残業ゼロ導入の成果 応募数が前年比165%…

あなたの仕事を「エージェントAI」が代替する未来はすぐそこに?

ChatGPTの登場からまだ数年しか経っていませんが、次に来る波として注目されているのが 「エージェントAI」。これは単なるAIツールではなく、目標を設定すると自律的に計画し、実行までやってしまうAIのことです。 2025年には、企業の中核業務に普及し、働き…

「どうせ誰にでもできる仕事」じゃない —— 見過ごされがちな“本物の達人”たち

私たちはつい、「あの仕事は誰にでもできるのでは?」と見てしまうことがあります。自動車整備士や配管工のような身近な職業よりも、外科医やパイロットといった遠い分野の職業を高く評価しがちです。 でも実際には、達人の本質は分野を超えて共通しているの…

「仕事ができる人」と「できない人」を分けるのは“能力”ではなく“ポジショニング”

「仕事ができる/できないの違いは何か?」と聞かれると、多くの人が「能力の差」と答えるかもしれません。でも、DIAMOND Onlineに紹介されていた山口周さんのインタビューは、少し違う視点を提示していました。 決定的な違いは、能力そのものではなく“ポジ…

また「丸投げされた」という不満を無くす——任せる技術の基本

「任せたのに、結局は自分でやり直し」──よくある悩みです。最近の記事でも、メンバー数が増えたら“委任”は避けて通れないこと、そして委任と放任は別物であることが強調されていました。委任は“丸投げ”ではなく、目的・任せる範囲・関わり方をはっきり決め…

2025年最新動向から考える「職場ハラスメント対策」──パワハラ・カスハラ・法的対応と社会的課題

ハラスメント問題が加速する2025年 ~最新調査と社会動向~ 2025年、職場のハラスメント(パワーハラスメント、カスタマーハラスメントなど)に対する社会の関心と規制強化が過去最大級に高まっています。厚生労働省などの最新調査によると、「ハラスメント…

いま注目の「AI導入」、どこから始める?

AI(人工知能)をビジネス現場に取り入れる動きが加速しています。「AIで業務改善を」と言われても、「何から始めればいいの?」「どんなリスクや課題がある?」と戸惑う人も多いはず。今回は、ITmediaの記事で紹介されたノウハウと、実際に多くの企業で活用…

2025年新入社員調査を基にした新世代社員の特徴と意識の変化

2025年新入社員調査(産業能率大学総合研究所)の結果をもとに、今年の新入社員たちの特徴や意識の変化について詳しく見ていきましょう。 kyodonewsprwire.jp まず、彼らの年功序列への意識が高まっていることがわかります。調査によると、年功序列志向が過…

Z世代・2025年新入社員は「自己成長」と「やりがい」で動く?──企業が整えるべき育成環境とは

2025年度の新入社員は、どんな価値観を持ち、何を求めて社会に飛び込んできたのでしょうか? PR TIMESに掲載された『2025年度 新入社員の傾向と育成のポイント』という記事では、株式会社シェイクが約1900名の新入社員を対象に実施した調査の結果が紹介され…

仕事ができる人は「AIをどう使っているのか?」──“思考の相棒”としての使い方を考える

最近、DIAMOND Onlineに掲載された記事『仕事ができない人はAIに「そのまま質問」する。では、賢い人がAIに入力している「意外なこと」とは?』を読み、思わずうなってしまいました。それは、AIを「答えをくれる便利ツール」としてだけでなく、「思考の相棒…

「ウェルビーイングって結局なんなのか」、日本の現実を見ながら考えてみた

最近、MONOistに掲載された「世界的に労働者の『ウェルビーイング』や『仕事の満足度』が上昇」という記事が目に留まりました。 マンパワーグループが行った「グローバル・タレント・バロメーター」の調査結果をもとに、世界19カ国の労働者の意識がどう変化…

「キーエンス流」に学ぶ、“理念”を本当に機能させる仕組みとは?

最近、DIAMOND Onlineでキーエンスの営業組織に関する記事を読みました。粗利率80%、営業利益率50%超という圧倒的な収益性を誇るこの企業には、「仕事ができない営業マン」がいないと言われています。 なぜか?表面的な「営業のテクニック」だけではなく、…

方針グダグダな組織で生き抜く「やり過ごし力」という知恵

DIAMOND Onlineに、京都産業大学の高尾義明教授が解説する『ゴミ箱モデル』の記事が掲載されていました。 「ゴミ箱モデル」とは、組織の意思決定が、問題・解・参加者・選択機会という4つの要素が、たまたま混ざり合って進むという現実的な記述モデルのこと…

「休憩中にスマホ」は逆効果?生産性を高める“ぼんやり時間”のすすめ

最近、DIAMOND Onlineに「休憩中にスマホをいじる人は仕事ができない?→本当の理由とは」という記事が掲載されていました。 スマホ片手にコーヒーを飲みながら「休憩中!」と言っている人、オフィスにも多いのではないでしょうか。かくいう私もついSNSを開い…