オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

コラム

「研修はあるのに辞める」——新入社員の早期離職は、配属後の設計で決まる

新入社員研修はちゃんとやっている。なのに、配属後に早期離職が出る。 この違和感を感じている人事担当者は、少なくないと思います。その正体が、2026年3月にイー・コミュニケーションズが公表した調査で、かなりはっきり見えてきました。 hochi.news 数字…

仕事が終わらないのは「要領が悪い」からじゃない——伸びる20代が持っている"終わる計画"という発想

「仕事が速い人」と聞いて、何を思い浮かべますか? タイピングが速い、処理が早い、集中力がある——そういうイメージを持つ方が多いと思います。 でも、2026年3月5日にDIAMOND Onlineに掲載されたタスク管理専門家・萩原雅裕さんの記事は、少し違う見方を示…

上司には温かさを求め、キャリアは自分で動かす——2026年の新入社員が教えてくれること

入社した瞬間から転職サイトに登録している新入社員が、約5人に1人いるそうです。 それでも彼らは「上司には人間的な温かさ」を強く求めている。 一見すると矛盾しているようで、実はこれ、令和の働き方の本質をついている気がします。明治安田生命が2026年2…

「企画が甘い」と言われる前に——AIに"上司役"をやらせる技法が、思いのほか使える話

「ちゃんと考えたのに、なぜ"甘い"と返ってくるのか」 企画を出す側なら、一度は味わったことがあるはずです。あのモヤモヤ。 DIAMOND Onlineで紹介されていた石井力重氏の著書に由来する技法、「ダメ出しの模擬」が、地味に刺さりました。要は、企画を上司…

「頑張らない月曜日」が、あなたを苦しめている理由

TikTokから広がった"月曜スローダウン"の正体 「月曜日くらい、ゆるく働きたい」 そんな願いを叶える「ベア・ミニマム・マンデー(頑張らない月曜日)」が、いまZ世代を中心に静かに広がっています。月曜は最低限の業務だけ。重要な会議は入れない。リモート…

「自分の記憶を信じない」リーダーが強い理由:復唱・共有で認識ズレを消す

完璧に準備してから動こうとして、結局「着手」がいちばん遅れる…なのに、なぜ? プレイングマネージャーは板挟みで、考えるほど不安が増えがちです。そんなとき効くのが「動きながら考える」と「記録」の2本柱――という話が、LIFEHACKERの記事で紹介されてい…

「最速」は速さじゃない?元Google流“スプリント”で一点突破する働き方

「やってもやっても仕事が終わらない」のに、なぜ“最速”って言われると余計に焦るんでしょう? 今回は、DIAMOND Online掲載の『【一流】元グーグルが考案した「最速仕事術」がスゴかった』を起点に、ジェイク・ナップ氏×ジョン・ゼラツキー氏が語る「スプリ…

AIは「仕事を減らす」のか?──現場で起きているのは“時短”ではなく「仕事の濃縮」

「生成AIでラクになるはずなのに、なぜか忙しさが増している」最近、この違和感を口にする人が増えました。気のせいではなく、研究・記事でも同じ方向が指摘されています。 GIGAZINEが紹介した内容は、ひと言で言えばこうです。AIは仕事を消すどころか、“仕…

新入社員が「辞める人」と「残る人」に分かれる3つの境界線──2026年、人事が“定着”で見直すべき設計

採用がうまくいかない。やっと採れたと思ったら、半年で「転職もありかも」が芽を出す。いまの新卒市場は、企業側が「採る」より「残る体験を設計する」ほうが難易度が高い局面に入っています。 実際、26卒の採用充足率(内定者数/募集人数)は 69.7% と、17…

「やる気がない」のではなく「脳がブレーキを踏んでいる」──“嫌な仕事”の一歩目が重い理由

「やらなきゃいけないのに、手が止まる」メール返信、クレーム対応、評価が絡む資料作り、面倒な調整……。頭では分かっているのに、なぜか“最初の一歩”が出ない。 この現象を、根性論ではなく脳の仕組みとして説明してくれる研究が出ています。京都大学などの…

「やる気がない」のではなく「脳がブレーキを踏んでいる」──嫌な仕事ほど“最初の一歩”が重い理由

「あの人、やる気がないのかな?」嫌な仕事を先延ばしにする人を見ると、ついそう思ってしまうことがあります。 けれど実はそれ、性格や根性の問題というより——脳の“安全装置”が作動している可能性がある、という話です。 2026年1月にオンライン公開された京…

AI時代に「価値を生む仕事」はどこに残るのか──カギは“レビュー”にある

生成AIが普及して、文章も画像も分析も「それっぽく」一瞬で出てくる時代になりました。すると次に起きるのは、アウトプットを作る競争ではなく、アウトプットを“選び・磨き・責任を持つ”競争です。 NIKKEIリスキリングで紹介されていた三浦慶介氏の主張(著…

スキマ時間が「忙しさの割に進まない」を生む——“目的の二重性”を断つ時間術

「5分空いた!メール返して、資料も見て、ついでにニュースも…」……気づくと、何も終わっていない。しかも頭だけ疲れている。 この“あるある”に、わりと手厳しい結論を突きつける記事がDIAMOND Onlineに出ていました。結論はシンプルで、痛い。 diamond.jp ス…

「即レス」は才能じゃない。管理職の評価を変える“いちばん安い一手”

「仕事ができる人はレスが早い」——これ、ビジネス界の“ことわざ”みたいに言われますよね。ただ、面白いのはここからで、DIAMOND Onlineの記事が強調していたのはむしろ因果が逆だという点です。 diamond.jp 仕事ができるから即レスする、のではなく即レスす…

育成疲労・AI活用・定着不安——ぜんぶ「仕組みの設計」でつながっている話

年末年始が明けると、仕事の話題が一気に“現実味”を帯びます。「新人が育たない」「教える側がしんどい」「AIは使ってるのに組織は変わらない」「休み明けがつらい」……。これ、バラバラの悩みに見えて、わりと同じ根っこを持っています。 結論から言うと、個…

「また始まる」がつらい夜に ──仕事始めの前夜が重たくなる、本当の理由

Yahoo!ニュースに『気が重たい仕事始め。「また始まる」がつらい夜に知っておきたい心がけ』という記事が掲載されていました。 news.yahoo.co.jp 仕事始めの前夜。もう布団に入っているのに、なぜか気持ちが落ち着かない。「また明日からか……」と、ため息が…

年内に「何を終わらせるか」で、来年のスタートは決まる ──頭のいい人が“最優先”にしている仕事とは

DIAMOND Onlineに『頭のいい人が「年内に必ず終わらせる」仕事、第1位は?』という記事が掲載されていました。 diamond.jp 年末になると、 忙しいのに、なぜか仕事が進んだ感じがしない あれもこれも気になって、集中できない 新年を迎えても、気持ちが切り…

「雑用はやりません」は本当に正しいのか ――忘年会幹事に詰まっている“仕事の本質”

東洋経済Onlineに、『課長絶句・・・「雑用はやりません」「庶務の人に任せるべきです」忘年会幹事を断った《1年目の新入社員》のまさかの“言い分”』という、考えさせられる記事が掲載されていました。 toyokeizai.net 忘年会の幹事を頼まれた新入社員が、 「そ…

「頑張っているのに成果が出ない人」に共通する落とし穴 ――一点集中が仕事を変える理由

DIAMOND Onlineに『「見ていられないほど仕事ができない人」の残念な働き方・ワースト1』という、なかなか刺激的なタイトルの記事が掲載されていました。 diamond.jp 内容はシンプルで、かつ本質的です。 成果が出ない人ほど、マルチタスクに陥っている とい…

「ハラスメントを防ぐ職場」は、特別なルールより“心のケア”から生まれる

職場の人間関係やハラスメントの相談をいただく機会が増えています。共通して感じるのは、問題の発生そのものより、”発生するまで誰も気づけなかった”ことが一番つらいという声です。 叱責の一言がきっかけになることもあれば、指導のすれ違い、忙しさの中で…

「印象のすれ違い」が人間関係をこじらせるとき

同じ職場にいるのに、どうもかみ合わない。悪気はないのに、なぜか誤解されてしまう――。 そんな「モヤモヤ」を感じたことはありませんか? 現代ビジネスの記事で紹介されていた心理学者・舟木彩乃さんの著書『あなたの職場を憂鬱にする人たち』(集英社イン…

「結果にこだわる人」ほど伸び悩む理由

「こんなに頑張っているのに、成果が出ない」そんな焦りや空回りを感じたことはありませんか? 佛心宗・大愚元勝住職は、著書『仕事も人間関係もうまくいく離れる力』(三笠書房)の中で、「結果にこだわるほど、かえって力を発揮できなくなる」と語っていま…

定年後に働く「4つの目的」

定年後に働く理由は、人それぞれ違います。坂本氏の研究や各種調査をもとに整理すると、大きく次の 4つの目的 に分けられます。 diamond.jp 1. 収入のため 「生活費を補う」「老後資金を増やす」など、経済的な理由は最も分かりやすい動機です。 年金だけで…

新入社員の過半数が「成果主義より年功序列」を望む理由

2025年度の新入社員調査で、「成果主義より年功序列を望む」と答えた人が 56.3% に達しました。1989年の調査開始以来初めて、成果主義を上回る結果です。 pinzuba.news 「挑戦よりも安定を選ぶ」——この選択は怠けや保守ではなく、時代背景を映し出す合理的…

「選べる働き方」が義務化へ —— 改正育児・介護休業法が施行

2025年10月1日から、育児と仕事の両立を支援するための 改正育児・介護休業法 が施行されました。 newsdig.tbs.co.jp 大きなポイントは、企業が従業員に対して 「柔軟な働き方」を義務的に用意すること です。 企業が用意すべき「5つの制度」 3歳〜小学校入…

燃えられないのは怠けじゃない —— 「燃えられない症候群」とは?

PRESIDENT Onlineに『なぜ昭和時代の日本人はバリバリ働けたのか…仕事もプライベートも「がんばりたくない人」が増えているワケ【2025年8月BEST】』という記事が掲載されていました。 president.jp 「何をやっても夢中になれない」「仕事に必死になれない」。…

仕事が速い人は「やらないこと」を決めている

「もっと頑張らなきゃ」「全部こなさなきゃ」と思うほど、逆に仕事は遅くなってしまうことがあります。生産性を高める人が意識しているのは、「やること」よりもむしろ「やらないことを決める」こと。 dmenuニュースで紹介されていた後藤勇人さんの著書『仕…

カフェでPCを開く仕事、本当に価値を生んでいますか?

スターバックスなどのカフェでノートパソコンを開き、Wi-Fiにつないで仕事をしている人たち。「カッコいい働き方」や「自由なワークスタイル」の象徴にも見えますが、Yahoo!ニュースに掲載された記事では、ちょっと厳しい視点が提示されていました。 news.ya…

残業ゼロに舵を切った会社、その成果と課題

「定時で帰るなんて責任感がない」——そんな声が聞こえてきそうですが、株式会社みらいパートナーズの菊池正則さんは2021年から全社的に『残業ゼロ』を導入しました。結果はどうだったのでしょうか。 toyokeizai.net 残業ゼロ導入の成果 応募数が前年比165%…

定年後の働き方 —— 雇われるか?独立するか?

定年を迎えたあと、「もう一度会社に雇われる」のか、それとも「独立して働く」のか。どちらの方が人生の満足度は高いのか——DIAMOND Onlineの記事では、このテーマが取り上げられていました。 diamond.jp 定年後の働き方の実態 リクルートワークス研究所の坂…