オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

「休憩中にスマホ」は逆効果?生産性を高める“ぼんやり時間”のすすめ

最近、DIAMOND Onlineに「休憩中にスマホをいじる人は仕事ができない?→本当の理由とは」という記事が掲載されていました。

スマホ片手にコーヒーを飲みながら「休憩中!」と言っている人、オフィスにも多いのではないでしょうか。
かくいう私もついSNSを開いてしまう一人です。

しかし記事を読んでハッとしたのは、スマホを触る休憩」は実は休憩になっていないという指摘でした。

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スマホ休憩が“逆効果”になる理由

記事では「注意回復理論(ART)」が紹介されています。

人間の集中力には限界があり、長く働くほど脳は疲弊します。その疲れを回復するには、「脳が意図的な注意を向けなくて済む時間」が必要です。つまり、ぼんやりしたり、自然に触れたりすることが一番のリフレッシュになる。

ところが、スマホを触ると、脳は通知や情報で刺激され続けます。
一見、動画を見てリラックスしているようでいて、脳の中では「次は何の情報が来るか?」とスタンバイ状態が続いてしまうのです。

その結果、休憩後も疲れが取れず、集中が続かない…という悪循環に。


ビジネスエリートは「意図したひとり時間」を大切にしている

記事ではもうひとつ印象に残った言葉があります。

ビジネスエリートほど「意図したひとり時間」を大切にしている

忙しい人ほど、スマホから離れて「自分だけの時間」を確保しているというのです。
人目を気にせずに、自分の内面と向き合う。
情報に振り回されず、自分の考えを整理する。

これが、迷わない軸を持つことにつながるといいます。

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ぼんやり時間は“脳の最高の仕事タイム”

実は、この「ぼんやりする時間」の重要性は、HARVARD BUSINESS REVIEWでも紹介されています。

神経科学の研究では、人が“ぼんやりしているとき”こそ、脳は無意識下で情報を整理し、新しいアイデアを生み出すことが分かっています。
また、将来の計画を立てたり、目の前の欲望を抑えて長期的な選択をしたり…という、いわば「理性」を強化する時間にもなっています。

スマホを置いて、ただ窓の外を眺める。
部屋の音に耳を澄ませる。
こうした数分の“デバイスなし時間”が、実は最も創造性を育む時間になるのです。


休憩中こそ「スマホ断ち」してみよう

私たちはつい、「休憩=スマホを触る時間」と思い込みがちです。

でも、集中力を回復させたいなら、逆にスマホを手放すほうが正解。

● お昼休みはスマホをカバンに入れたまま、外を散歩する
● デスクの椅子に座ったまま、5分だけ目を閉じる
● トイレ休憩のときはスマホを持たない

こうした小さな習慣が、午後のパフォーマンスを大きく変えてくれます。


情報から少し離れる勇気

仕事の効率を上げたい、人に振り回されない考えを持ちたい──
そう思ってついスマホを開き、情報を取りに行ってしまう私たち。

でも、本当に必要なのは「情報を取りに行かない時間」かもしれません。

情報を詰め込むだけでは、頭の中は整理されません。
一度手放して、ぼんやりと自分の考えが浮かんでくるのを待つ。

意識的に「何もしない時間」を持つ。
それこそが、忙しい毎日にこそ必要な、脳と心のリフレッシュ方法です。


まとめ

つい触ってしまうスマホを、休憩中だけでも置いてみる。

ぼんやりしてみる。

それだけで、あなたの集中力も、仕事のパフォーマンスも、少しずつ変わっていくかもしれません。

スマホを手放して、自分に戻る時間を。

一緒に意識してみませんか?