オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

なぜ、セクハラはなくならないか?

最近、財務次官や芸能人のセクハラ問題が立て続けに起こり、また、マスコミ関係者におけるセクハラ疑惑も取り沙汰されるなど、「セクハラ」が注目されています。

思うに「セクハラ」を根絶するための取り組み(窓口の設置や研修など)はほとんどの会社・組織で行われているはずです。

であるにもかかわらず根絶しないのは何故なのか・・・不思議で仕方ありません。

私も過去、「セクハラ防止の研修」などには参加したこともありますし、講師派遣などもしてきました。

振り返ってみると、その内容は「どこからがセクハラになるのか?」「セクハラになるのはどのような言動なのか?」などが中心的なテーマだったように思います。

そこで考えてみると、「じゃあ、ここまでだったら良いのかな?」という自分なりの解釈や勝手に範囲を設定して言動をしてしまう、という心の動きまでは抑制できていなかったかもしれません。

となると、過去のセクハラ事例などを分析し、「本来ならリスクが大きくメリットの少ない」はずのセクハラ問題を起こす心の源泉を探る必要があるのだと思います。

いろいろと調べていると参考になるサイトを見つけましたのでご紹介します。

男はなぜセクハラをしてしまうのか : 地政学を英国で学んだ

このサイトから、パワハラとセクハラはワンセットになりやすい、ということが分かります。

案外、「女性活躍」を阻む壁はここにあるのかもしれませんね。

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