オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

社会人の心得: ビジネスメールの正しいコミュニケーション #重要

現場ドリブンというサイトに「新入社員のメールはなぜ失礼なのか。「社会人業界のしきたり」ってちっとも本質的じゃないですよね?について考えてみました。」というコラムが掲載されていました。

www.bewith.net

新入社員研修では、ビジネスメールのマナーについても情報共有されます。

もちろん、体裁は大事なのですが、もっと重要なことは、相手を不快にさせない言い回しでしょう。

SNSでのやりとりに慣れている新入社員は、端的に要件を伝える傾向にあります。

ビジネス上の形式的な言い回しがまどろっこしいという思いは分かります。

しかし、そのメールは「会社」の一員としてコミュニケーションを取っていることを忘れてはいけません。

今年の新入社員研修でも、「初めて話すお相手の方に<お世話になっております>というのは変じゃないですか?」と質問されました。

その視点は、「個人」としてです。

ビジネス上のコミュニケーションは、「会社の一員」である視点が必要です。

だから、「自分は初対面かもしれないが、会社としてのお付き合いもあるので<お世話になっております>なのだ」という認識が必要なのです。

そう説明すると、「なるほど」と納得してもらえました。

会社員一年目の新入社員は、社会人としても一年目。

社会人視点を醸成する指導も必要ですね。