皆さんにとっての「生き甲斐」って何ですか?
この新型コロナ禍の中でSTAY HOMEをしているとなんとなくそんなことを考えることもありました。
仕事柄、キャリアデザインなどについてのワークショップや研修なども行っているのですが、こんなにまとまった時間があると改めて考えを深めてみたりします。
キャリアデザインにおいて「自己分析のフレームワーク」として「Will・Can・Must」でキャリアビジョンを整理する枠組みがあるのですが、どうも今までしっくりしなかったのです。
そんなときに、『外国人が見つけた長寿ニッポン幸せの秘密 (IKIGAI)』という書籍に出会い、その中にイラストレータのマーク・ウィンが描いた図が載っていて、すごく腹落ち感がありました。
というのは、「お金」についての枠組みがあったからです。
人は生きていくうえでどうしても「お金」は無視できません。
ところが、「自己分析のフレームワーク」だとお金の観点はありません。
ところが、この「IKIGAI」の図には「that you can be paid for?」とあります。
要は「報酬を得られる?」ということです。
否が応でも、「お金」は必要。
そのためには、「That you are good at?」「あなたの得意なこと?」を増やしていくことだと思います。
まずはチャレンジ!
出来ることを増やせば、得意なことも増えます。
そうすれば「IKIGAI」の輪が大きくなり、幸せな人生につながることでしょう。
最後にマーク・ウィンの翻訳した言葉を紹介します。
”長くて幸せな人生の秘訣は、明日の素晴らしい人生を願って生きることではありません。今日を心がけて生きることです。私が好きなのは、これが個人レベルだけでなく、コミュニティ全体もそれから学ぶことができるということです。
いきがいを見つけましたか?
–好きなことをしていますか?
–世界に必要ですか?
–あなたは得意ですか?
–そして、あなたはお金を払うことができますか?
より長く健康的な生活を送るために、今日どのように目的を持って生きることができますか?”