オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

オンラインでの研修 ~嚶鳴の学び舎バックナンバー~

新型コロナウイルスの影響で、対面の研修が中止される中、オンラインでの研修取り組みに注目が集まっています。
私は西暦2000年頃に四国電力のeラーニングを担当していました。
その2000年は、「eラーニング元年」といわれ、さまざまな研修会社がeラーニング教材を開発し、販売するようになりました。
この当時のeラーニングは、いわゆる「紙芝居型」WBT(WebBased Training)が主流で、インターネットブラウザ上で展開される紙芝居型のコンテンツで学び、理解度テストを行うという構造のものでした。
今でも、このような形態のコンテンツが主流なのではないでしょうか?
さて、ではこの度の研修のオンライン化はどのようなものかというと、これまでのeラーニングで主流であった非同期型のコンテンツとは異なり、ZoomなどのWeb会議システムを活用し、リアルタイムで参加して学ぶ形態に変わってきたようです。
特に、Zoomなら「ブレイクアウトルーム」という機能で、分科会的な学びあいが実現するため、グループ討議やグループワークなども運営次第で可能になります。
話題になったところでは、教育工学会が2020年春季全国大会をオンラインで実施したことがニュースになりました。
他にも、さまざまな会社や団体がオンラインで配信するようになりました。
新入社員研修もオンライン化する動きもあります。
この機会に、集まることの意味、一斉に行うことの意味など再考する機会になると良いですね。

 

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