エン・ジャパン 株式会社は、5月16日(水)に『正社員3000名に聞く「副業」実態調査』結果を公表しました。 corp.en-japan.com この結果で興味深いのは、『88%の方が「副業に興味あり」。』という回答です。 そして、その理由の1位は圧倒的に「収入のため」…
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 株式会社は、5月10日(木)に「2018(平成30)年度 新入社員意識調査アンケート結果」を公表しました。 興味深いのは、年々「プライベート指向」が強まっていることです。 また、AIに対しては肯定的に捉えている傾向が見て…
みずほ情報総研 株式会社が、5月1日づけで『「会議」のあるべき姿』というコラムを掲載しています。 「働き方改革」のポイントの一つとして「会議のあり方を見直すこと」が提唱されています。 案外、「会議」にかかる時間は馬鹿になりません。 参加者全員の…
新入社員研修が近くなると、どうしても調べたくなるのが「本当のビジネスマナー」です。 以前から、スッキリしない気持ちがあり「調べたくなる癖」が発動します。 今日は、面白いブログを見つけました。 www.netlorechase.net 安定的につながる固定電話なら…
「働き方改革」が本格化するであろう平成30年。 「働き方改革」を進めるためにも、企業の持続的成長を確保するためにも「人材」の強化が不可欠です。 そのためには、パフォーマンスの高い人材を継続的に確保する「人材育成のしくみ」が、ますます求められて…
うっかり半年ほどブログを更新していませんでした。 早いもので平成29年もあと二週間足らずとなりました。 今年も皆さまからのご愛顧を賜ることができ、多くの一期一会を経験しました。 人の可能性は∞ 一人ひとりのもつ「業(ワザ)」を磨く支援をさせていだ…
7月28日(金)に発行されたメールマガジン「 IDマガジン 第68号」に掲載された鈴木教授のコラムを読み返していると、表題について改めて考えさせられました。 少し引用します。 「やっぱりIDerも、自分はデザイナーだと自覚することから始めて、自分ごとのプロ…
インストラクショナルデザインは、「学びを支援するための方法論やモデルの集合的な考え方」と捉えてもいいと思います。 コーチングは、「教えない学習支援の方法論」といえるでしょう。 と考えると、インストラクショナルデザインの考え方を活用したコーチ…
東京大学 大学総合教育研究センター 准教授、東京大学大学院 学際情報学府 准教授(兼任)である中原 淳 氏の編集による「人材開発研究大全」という分厚い書籍が発刊されました。 その中では、大学時代から就職後までのキャリア形成、能力向上に関するさまざ…
本日は、新入社員研修から約一ヶ月後のフォローとして、各企業様を訪問しております。 とある企業の新入社員に話を聞いたところ、「失敗」に対する不安が大きいとのことでした。 よくよく話を聞いているとメモをとってないことによる失敗が多いことも分かっ…
OJTのノウハウ本は様々出ていますが、日本語翻訳されていない書籍に『Structured on-the-job Training』があります。 この書籍は、「多くの企業ではOJTが無計画に行われている」ことに対するアンチテーゼと学習理論に基づいて実施することの提言がなされ…
「マネジメント」とは?という問いに対して、私たちは「管理」と考えがちです。 しかしドラッカーは、「管理」ではなく「機関(システム)」であると定義しています。 マネジメントは、資源をインプットして、社会をアウトプットとして生み出す仕組みである…
医師であり、神経科学者でもあるビジネスコンサルタントのDr. Alan Watkins著書の「4D Leadership」に、私が常々、社会人学習の考え方で大切にしていた「OS」のバージョンアップか、「アプリケーション」のインストール・アップデートか、という事について言…
改めまして、新年あけましておめでとうございます。 平成29年は、弊社も飛翔の年にしたいと考えております。 新たな年を展望すると、全国的な人手不足がさらに深刻化していくことが考えられます。 つまり、新規雇用はますます厳しい状況になり、今在籍してい…
憤とは「発憤」の憤です。 辞書の定義でいえば、「これから大いに励もうと精神をふるいおこすこと」で、分かりやすくいうと「ワクワク」する状態であることです。 つまり、孔子は「ワクワクする気持ちのない者には教えない」と言っているのです。 これは、イ…
福沢諭吉の著『学問のすすめ』は、現代でも通用する考え方が多々記されています。 その中でも、タイトルの言葉は深いものです。 我々は、何か困ったり悩んだとき、ついつい人に頼りたくなります。 もちろん、人に頼ることは悪いことではありません。 しかし…
山本五十六元帥の名言、「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」という言葉がありますが、ここでは、「ほめなければ人は動かない」と言っています。 また、コーチングにおいては、「承認」の重要性が提唱されています。 実は…
「嫉妬は他の人をけなし、批難などをするのに役立つだろう。 しかし、すべては他の人から自由を奪い、呪縛、拘束するための手段である」 -A.アドラー『性格の心理学』P.76- 「生涯にわたって妬みに満たされている人は共生にとって有用ではない。 そのよう…
日頃、特に研修中は「言葉」の力について強調しています。 だから、曖昧表現は極力排し、具体的な表現になるよう心がけていますし、参加者の皆さんに対しても「厳しい」と思われるぐらいつっこんでいます。 そのための手法が「ゴール分析」です。 「ゴール分…
ついつい感情的になって怒ってしまうことがあります。 特に、「怒りっぽい人」は、閾値が低いようで、(俗に“沸点が低い”などと言われます)ちょっとした事でも感情的な反応をしてしまいます。 ところがアドラーは、「そもそも“怒りっぽい性格の人”など存在…
最近、「キャリア」に関するお仕事が続いています。 そこで、「キャリア」についての私の考えを整理しておきたいと思います。 実は、多くの方が「キャリア・デザイン」をして今があるわけではないのではないかと思います。 私も、今まで流れ流されて今があり…
大ベストセラー「7つの習慣」に、「インサイド・アウト」という考え方があります。 これは、原則を中心におき、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということです。 例えば、信頼されたいなら、信頼に足る人になることから始めないといけな…
若い人達が「自分探し」をするという番組を見たことがあります。 「自分は何者か?」「自分は何をしたいのか?」「自分はどういう人間なのか?」 いろいろと問いかけて、その答えを探しています。 しかしアドラーは、自分の内側を見つめているだけでは「自分…
アドラーは、フロイトが提唱した「トラウマ」について否定的です。 「トラウマ」は、言い訳に過ぎない、と考えたようです。 過去の失敗体験により、同じ課題を避けたり、再び失敗したときの言い訳に使われているという考え方です。 つまり、「できない」は「…
劣等感を克服するために、アドラーは二つの考え方を提示しています。 一つは、「優越への努力」です。 これは、他者に対する競争心や嫉妬心を克服するために努力をすること、だと言っています。 二つ目は、「完全への努力」です。 これは、周囲の人達のため…
誰しも、何らかの「劣等感」を持っていると思います。 この「劣等感」は、アドラーが発見したそうです。 アドラーは、「劣等感」を「理想の状態とのギャップ」と捉えています。 ですから、「劣等感」を感じること自体は普通のことであり、足りない部分を補う…
最近、一般的になってきた心理学に「アドラー心理学」があります。 心理学の世界で、突出して有名なフロイトやユングと同世代の人ですが、なぜか二人ほどの強い印象がなく、注目されてきませんでした。 アドラーは、人間性心理学の源流として、その後のポジ…
インストラクショナルデザインでは、学習を促進するための仕組みである教育システムに関する研究も進んでおり、教育システムを開発するプロセスをさす教育システム設計という考え方があります。 中でも、ADDIE(Analysis:分析、Design:設計、Development:…
人材意育成を担当しているものにとって、教育の効果測定は悩ましい問題です。そこで、注目されるのがカークパトリックの「4段階評価モデル」です。 このモデルは、1954年に構想され、1959年に公表された伝統的な枠組みあり、人材育成に携わる者のバ…
インストラクショナルデザインは、インストラクションを効率よく、効果的で、しかも魅力的な形で学習支援できるよう設計するための考え方のことです。 では、インストラクションとは何か、というと「学習者の学習を助けること」であり、ティーチングではあり…