令和元年7月8日(月)に開催された「ATD 2019 ICE 報告会 JMA関西共催」に参加して参りました。
当日は、オフィスあんの代表である松下さんとポラソフィのシニアアソシエイツ仲間である佐々木さんの両名も一緒に参加し、共に学ぶ機会であり、本当に刺激的な半日でした。
ATDに関しては、アルドーニ株式会社さんのブログ「フリーランス人事が言いたいこと。」のエントリー「3分で理解できるATD。人材開発にたずさわっているなら、ATDを知らなければモグリかも」に詳しく書かれていますので、割愛します。
今年の本場アメリカで開催されたATD2019-ICEについては、株式会社ヒューマン・バリューさんがレポートしてくれています。
さて、関西報告会では、13:00~16:30までの短時間に凝縮してエッセンを伝えていただきました。
日本からの参加も徐々に増えているということで、日本においても人財開発への関心が高まっていると感じられたのは喜ばしいことです。
今年のATDで目立ったキーワードに「リーダーシップ」「エンゲージメント」「インパクト」というものがあったのが印象的でした。
リーダーシップに関しては、『全ての人が対等な関係の中で「リーダーシップ」を発揮しなければならない時代になってきた』というメッセージは共感できました。
そして、「インパクト」。『人財開発担当のメッセージは届いているか?』という問いは非常に重要な指摘です。
人財開発担当が独りよがりでは、誰も見向きもしてくれません。
いかに従業員に伝えるか、人財開発担当のスキルとして重要になってきているのだと感じました。
それから、「テクノロジーとの融合によって変わるラーニングの在り方」は本当に考えさせられる指摘です。
これは、今迄の「eラーニング」という概念を大きく転換する必要がある考え方です。
そして人によるインストラクションの形も変わっていくことでしょう。
これからは、情報はテクノロジーから得る、そしてそれをFace to Faceで伝承・交換する。そのサポーターとしての存在がインストラクターになっていくのかもしれません。
今回、我々にシンプルでわかりやすくご報告くださったATD International Member Network Japan代表理事で株式会社インヴィニオ エグゼクティブプロデューサーの宇野聡美 さん、副代表で株式会社インストラクショナルデザイン代表取締役の中原孝子さん、株式会社リリオール代表取締役社長の鷲見典暁さん(通称わっしー)のお三方に感謝いたします。