部下を指導する際のアプローチでよく取り上げられるのが「ティーチング」と「コーチング」です。
対立関係にあるよう語られことがありますが、部下の状況とスキル、心情などにより使い分けたり、組み合わせたりすることが望ましいと考えています。
マイベストプロ福岡というサイトに『コーチングとティーチング、どっちがウケがいい?』というコラムが掲載されていました。
この記事では、丁寧にコーチングとティーチングの違いやそれぞれのメリット・デメリットが解説されています。
私が専門で取り組んでいるインストラクショナルデザインでは、「使えるものは何でも使う」という態度で学習の支援に向き合います。
なので、それぞれの特徴を把握して、効果と効率を考えながら使い分けたり組み合わせたりするのです。
学習の支援をするためには、あまり制約を設けず、目の前の部下や後輩が育つためのいろいろなやり方で指導を進めていきましょう。
育成≠教育です。
「教えたからできるはずだ」とか、「気づきがあったみたいだから行動が変わるはずだ」など、思い込まずに行動の変容が見られるまでフォローし、フィードバックを行うことも重要です。