オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

管理職の心得「命解援」

仕事を「任せる」と一口に言っても、どこまで任せるかのバランスが難しいものですね。

YAHOO!JAPANニュースに、『ダメな管理職は「自由を与えて苦しめる」、いい管理職は「何を与える」か?』という記事が掲載されていましたので紹介します。

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「自由は大事」と思いますが、「自由」な任され方というのは、言い換えれば「丸投げ」であり、「ほったらかし」ともいえます。

指示・命令をする上司の心得として「命解援」という言葉があります。

報連相」の対になる言葉といっても良いでしょう。

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「命解援」において、

1.命令:明確なゴールイメージを共有する

2.解説:「なぜそれをやるのか」「どうやるのか」について腹落ちさせる

3.援助:業務が円滑に実行できるような助言や支援を行う

ということです。

特に、最近の若手は「目的」や「意義」について知りたがります。

つまり、「解説」がないと納得して仕事に臨めないのです。

今一度、「命解援」について意識してマネジメントに当たりたいですね。