オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

コミュニケーションの重要性と変化

コロナ禍を契機に「1on1」が注目されています。

コロナ前だと、アフターファイブの「飲みにケーション」がありましたが、昨今はプライベートを大切にする若手社員が増えたこと、上司や先輩も家庭を大切にする状況にもなってきており、アフターファイブだからと飲みに行くことも減ったようです。

そこで、就業時間内でいかにコミュニケーションをとるか、ということで「1on1」が注目され、さまざまな企業が取り入れてきました。

一方で、「1on1」の意義やねらいが認識されず、上司が一方的に説教したり武勇伝を語ったり、自分の趣味の話を嬉々と話したりなど、本来の「1on1」が実践できずに止めていく職場も少なくないようです。

DIAMONDon-lineに『優秀なリーダーの「若手社員の育て方」…絶対に部下に「伝えるべきこと」とは?』という記事が掲載されていました。

finance.yahoo.co.jp

この記事では、『1分間マネジャー』の著者の一人であるケン・ブランチャードの状況対応リーダーシップを活用したコミュニケーションのあり方が紹介されています。

状況対応リーダーシップとは、メンバーのレベルに合わせてリーダーシップスタイルを変えることが重要であると指摘した考え方です。

この理論は、部下育成のステップとしても優秀なので、ご存じの方もいるかもしれません。

「1on1」でお悩みの方は、参考になさってみてはいかがでしょうか?