オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

新入社員とのコミュニケーション術:興味を尊重し距離を縮める#仕事以外の話題

DIAMOND Onlineに『若手社員との雑談、何を話せばいい?「趣味は何」「休日どうしてる?」もNGなワケ』という記事が掲載されていました。

diamond.jp

この記事の中で、「若手とプライベートな話題から仲良くなろうとするのはやめてください。」という指摘がありました。

その理由としては、「そもそも仕事に何の関係があるのか?」と思われるから、ということのようです。

そのように「仕事」に対して真摯に向き合っている新入社員は頼もしいことです。

一方で、仕事だけの話だと、なかなか対話が盛り上がらないこともあります。

そんな時、どのような話をすれば良いか、悩むこともあるでしょう。

solxyz-blog.info

ご紹介した記事は少し古くはありますが、「「雑談」については“おおむね歓迎”ムード」とあります。

私も「雑談」を大切にしています。

最近の新入社員や若手社員の傾向としては、先輩社員とのコミュニケーションに対して慎重で遠慮がちな様子も見られます。

そんな時に仕事の話だけだとより緊張してしまったり、距離が縮まらずに人間関係で悩むことも考えられます。

一方で、自分勝手に「趣味やプライベートの話」を話したところで関心は持ってもらえないでしょう。

xtech.nikkei.com

新入社員の関心があることを知り、その内容に関する話であれば盛り上がりやすくなります。

ところが、新入社員が感心を持っていることに対して、「そんな下らないこと」みたいに拒否してしまうと、距離感はより離れていくことと思います。

例えば、「アニメ」が好きな新入社員に対しては、「最近のアニメでおすすめは何?」とか、「先日、たまたま〇〇というアニメを観たんだけど、なかなか面白かったよ」などと話しかけると、「先輩もアニメを観るんだ」と距離が縮まることがあります。

要するに、新入社員も一人の人間。

同じ職場の仲間として、向き合えば良いのではないでしょうか?