DIAMOND Onlineに『若手社員との雑談、何を話せばいい?「趣味は何」「休日どうしてる?」もNGなワケ』という記事が掲載されていました。
この記事の中で、「若手とプライベートな話題から仲良くなろうとするのはやめてください。」という指摘がありました。
その理由としては、「そもそも仕事に何の関係があるのか?」と思われるから、ということのようです。
そのように「仕事」に対して真摯に向き合っている新入社員は頼もしいことです。
一方で、仕事だけの話だと、なかなか対話が盛り上がらないこともあります。
そんな時、どのような話をすれば良いか、悩むこともあるでしょう。
ご紹介した記事は少し古くはありますが、「「雑談」については“おおむね歓迎”ムード」とあります。
私も「雑談」を大切にしています。
最近の新入社員や若手社員の傾向としては、先輩社員とのコミュニケーションに対して慎重で遠慮がちな様子も見られます。
そんな時に仕事の話だけだとより緊張してしまったり、距離が縮まらずに人間関係で悩むことも考えられます。
一方で、自分勝手に「趣味やプライベートの話」を話したところで関心は持ってもらえないでしょう。
新入社員の関心があることを知り、その内容に関する話であれば盛り上がりやすくなります。
ところが、新入社員が感心を持っていることに対して、「そんな下らないこと」みたいに拒否してしまうと、距離感はより離れていくことと思います。
例えば、「アニメ」が好きな新入社員に対しては、「最近のアニメでおすすめは何?」とか、「先日、たまたま〇〇というアニメを観たんだけど、なかなか面白かったよ」などと話しかけると、「先輩もアニメを観るんだ」と距離が縮まることがあります。
要するに、新入社員も一人の人間。
同じ職場の仲間として、向き合えば良いのではないでしょうか?