オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

営業開始

平成28年4月1日(金)、株式会社オフィスKojoは営業開始しました。

当社は、"ヒト"の力を最大限発揮することで成果が上がるよう支援いたします。

そのために、「ラーニングデザイン」や「インストラクショナルデザイン」のノウハウを活かし、教育ご担当者様と綿密な打ち合わせを行い、人材開発の設計を行います。

仕事の質を向上するため、新しい形の「小集団活動」を実現したり、実践につなげるための「アクションラーニング」を展開したり、さまざまな手法を駆使して学習の効果を高めます。

人材開発に関して、お困り事やサポートが必要なことがございましたら、ご連絡ください。

www.office-kojo.co.jp

「三方よし」

近江商人の共通理念として有名な「三方よし」という言葉があります。

私どもも、大切にしていきたい理念です。

「三方よし」とは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という言葉をまとめたものです。

さて、この「三方よし」という言葉は、誰が言ったか気になるところですが、実はこの言葉がそのまま記録されているものはないそうです。

近江商人を研究している研究者が、近江商人の商慣習としてシンボル的に言い表したものだそうです。

ただ、近江商人の中村治兵衛家の家訓に「他国へ行商するも、全て我がことのみと思わず、その国一切の人を大切にして、私利を貪ることなかれ」と伝えているようです。

まさしく、「三方よし」です。

なお、「売り手よし」は、単に「利益が上がって良し」という意味ではなく、「買い手であるお客様に喜んでいただけて良かった」という「よし」です。

現代の企業経営においても大切にしたい理念ですね。

上杉鷹山公の名言

米沢藩校の興譲館を設立した上杉鷹山公とは、どのような人物でしょうか?

Wikipediaなどでも詳しく書かれていますので、細かい紹介は省きますが、私たちもよく知っている名言を残している人物でもあります。

例えば、「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」です。

私の座右の銘でもあります。

他にも、「してみせて 言って聞かせて させてみる」という言葉があります。

これは、山本五十六元帥の「やってみせ言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」の元となった言葉という説もあります。

また、「国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候」という言葉があります。

これは、次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した、3条からなる藩主としての心得である「伝国の辞」の第一条です。

会社に置き換えて言えば、「会社・組織は、社会貢献のため、代々後進へ引き継いでいくためにあり、社長や経営者の好き勝手にして良いものではない」ということになるでしょうか?

鷹山公らしい、戒めの言葉だと思います。

鷹山公の言葉を胸に、社会貢献のための仕事を続けていきたいものです。

「興譲」とは?

当社の名称であるKojoは、「興譲館」からリスペクトしています。

では、「興譲館」とは何かというと、米沢藩第9代藩主上鷹山公が再興した学問所に細井平洲が命名しました。

鷹山公は、「国造りは、人造りから」という理念のもとに学問所を創設しています。

私共も、「会社の発展は、人の能力向上から」と考えております。

「興譲」の理念は、謙虚さと互譲の精神です。

傲慢になったり、唯我独尊と独善で人を見下したり、そのような態度を戒めています。

「お互い様」の気持ちで心の通う仕事をしたいものです。

3月1日(火) 創立記念

当社は、人財の能力向上を通じて会社の発展をご支援させていただきます。

当社の社名であるKojoは、上杉鷹山公が創設した藩校である興譲館より「興譲」という言葉をいただきました。

また、Kojoという言葉は「向上」でもあり、「恒常」でもあります。

「譲り合いの心を大切にし、人々の能力が向上することで恒常的に会社が発展することを支援する」

興譲の精神で頑張ります。