オフィスKojo 「伝刻の詞」

「人のこと」にまつわるさまざまなできごとを本質的な視点で見つめていきます。

上杉鷹山公の名言

米沢藩校の興譲館を設立した上杉鷹山公とは、どのような人物でしょうか?

Wikipediaなどでも詳しく書かれていますので、細かい紹介は省きますが、私たちもよく知っている名言を残している人物でもあります。

例えば、「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」です。

私の座右の銘でもあります。

他にも、「してみせて 言って聞かせて させてみる」という言葉があります。

これは、山本五十六元帥の「やってみせ言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」の元となった言葉という説もあります。

また、「国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候」という言葉があります。

これは、次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した、3条からなる藩主としての心得である「伝国の辞」の第一条です。

会社に置き換えて言えば、「会社・組織は、社会貢献のため、代々後進へ引き継いでいくためにあり、社長や経営者の好き勝手にして良いものではない」ということになるでしょうか?

鷹山公らしい、戒めの言葉だと思います。

鷹山公の言葉を胸に、社会貢献のための仕事を続けていきたいものです。