採用の場でよくあるのが、「面接ではすばらしいと思ったのに、実際に入社したら期待外れ…」というケース。
この“ミスマッチ”を減らすためのシンプルな方法が、DIAMOND Onlineの記事で紹介されていました。
表面的な“優秀さ”に惑わされない
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流暢な話し方
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華やかな経歴
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きれいなプレゼン資料
これらは一見「できそう」に見えます。でも、実際の仕事力とは必ずしも一致しません。
大切なのは、実務に向き合う姿勢や行動のプロセスです。
見極めの「5つのポイント」
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成果と業務達成率
基本中の基本。成果物の質や納期を守れるか。 -
課題解決力・提案力
与えられたことをこなすだけでなく、課題を見つけて改善提案できるか。 -
主体性・当事者意識
「自分の仕事」として動けるか、責任感を持てるか。 -
周囲への影響力
チームを巻き込み、関係者と良い協働ができるか。 -
成長意欲・学び続ける姿勢
新しいことを吸収しようとする意欲があるか。
成果だけでなく、プロセスや姿勢を観察することで“真の仕事力”が見えてきます。
面接や評価で使える観点
1. 正確性や業務量
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何を見る?
与えられたタスクを、指示通り・ミスなく完遂できているか。成果物の精度や納期遵守の度合い。 -
質問例
「過去にミスを減らすために工夫したことはありますか?」
「短期間で多くの仕事をこなした経験を教えてください」
2. 報連相やコミュニケーション力
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何を見る?
状況や課題をタイムリーに共有できるか、必要な相手に適切に報告できるか。協力を得るための対話力。 -
質問例
「仕事の進捗が遅れそうなとき、どのように上司や関係者に伝えますか?」
「チームで意見が割れたとき、どんな対応をしましたか?」
3. リスク管理・判断力・時間管理
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何を見る?
不確実な状況での判断の質。優先順位付けのセンス。納期やリソースを管理できるか。 -
質問例
「納期と品質のどちらを優先すべきか迷ったとき、どう判断しますか?」
「複数の仕事を同時に抱えたときの工夫を教えてください」
4. 感謝や気遣いなど対人面の配慮
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何を見る?
協働相手へのリスペクトや感謝が自然に表現できるか。小さな気配りができるか。人間関係を壊さない姿勢。 -
質問例
「一緒に働きやすいと言われた経験はありますか?それはなぜだと思いますか?」
「相手の立場を考えて行動したエピソードを教えてください」
5. 問題発見から解決までの流れ
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何を見る?
課題を見つけ、原因を探り、解決策を考え、実行し、振り返るという一連の流れを自分で組み立てられるか。 -
質問例
「業務の中で問題を発見したとき、どんなステップで解決しましたか?」
「改善策を提案し、採用された経験を教えてください」
6. 熱意や実務スキル
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何を見る?
“できるかどうか”だけでなく、“やりたいかどうか”。知識や技術を学び続ける姿勢。 -
質問例
「最近、新しく学んだスキルはありますか?」
「仕事で一番やりがいを感じた瞬間はいつですか?」
ポイント
これらの観点は、成果だけでは見えにくい部分を拾うためのものです。
「何を達成したか」だけでなく「どうやって進めたか」「周囲にどんな影響を与えたか」を丁寧に掘り下げることが、表面的な“優秀さ”と“本当の実力”を見分ける手がかりになります。
まとめ —— 「人を見る目」は対話から
人の能力を見極めるのは簡単ではありません。
だからこそ、少し深掘りして話を聞くこと、事実に基づいて確認することが大切です。
表面的な話しぶりや経歴だけではなく、
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どう考え、どう行動してきたか
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周囲にどんな影響を与えてきたか
こうした部分に耳を傾けることで、“優秀そう”と“本当に優秀”を見分けられるのではないでしょうか。