日本では、古来教育に力を入れてきたことを今までご紹介して参りました。
ところが、近年の日本企業における人材開発は、どちらかというと片手間に位置づけられている傾向にあるようです。
しかし、欧米では、人材の能力向上が企業発展の鍵であるという認識のもと、企業における人材開発に関する研究が進んでいます。
そして、欧米の人材開発に関わる者は、倫理規定に基づく専門職と位置づけられています。以下に、その倫理規定を示します。
- 付加価値原則:顧客と地球環境に価値をもたらすこと
- 実証実践原則:裏づけのある効果的手法を用いること
- 協働原則:顧客の良きパートナーになること
- 継続向上原則:プロとして腕を磨き続けること
- 誠実原則:正直でうそがないこと
- 機密保持原則:利益相反をまねかないこと
これらは、欧米に限らず、日本でも重視されるべき内容であるはずです。
今一度、自社の人材開発を見直してみませんか?