新型コロナウイルスの影響で、オンライン研修が注目されてきましたが、そのノウハウはまだまだ蓄積されていない状況です。
私どももここ最近、オンライン研修を連続で行いました。
3日間連続のオンライン研修で分かったことを以下に述べます。
今回は、お客様のご要望でskypeでの研修でしたので、今回はskypeでの研修に関するポイントをお伝えします。
(あくまでも、私どもの環境における所感です)
- Skypeには、Windows 10標準のソフトとダウンロードしてインストールが必要なデスクトップ版があります。安定しているのはデスクトップ版。
標準版は、動作が重かったり、急に落ちたりしました。
可能なら、デスクトップ版をインストールして使用した方が精神衛生上も良いです。特に長時間の研修では、ソフトウェアの快適性は重要です。 - できればサブモニターを用意されるとかなり研修を進めやすくなります。サブモニターに資料を掲載して画面共有し、メインモニターは参加者の顔を見ながら講義ができるので反応を確認できます。
- サブモニターで画面共有する際は、サブモニター側の解像度を落とします。
1024×768だと参加者にも見やすかったようです。 - これもできればですが、ヘッドセットを用意されると快適です。外部の雑音に気を取られることもありません。できれば、eスポーツ用のしっかりしたものを準備すると疲れも軽減されます。
- 参加者間の議論にはGoogleドキュメントを活用すると議事録・備忘録代わりにもなるので効果的です。
以上、現段階で分かったことを書き留めました。
これからも実践と探求でノウハウ蓄積していきます。
ただ、この3日間を通して分かったことは、オンライン研修にリアル研修でできないことが可能になるということ。
つまり、コロナ禍が終息しても、学習効果を考えてリアル研修とオンライン研修を使い分けることが望ましいと考えます。
人材育成は、「できることをやる」。この機会に、人材育成のあり方を見直してみたいものですね。