「マネジメント」とは?という問いに対して、私たちは「管理」と考えがちです。
しかしドラッカーは、「管理」ではなく「機関(システム)」であると定義しています。
マネジメントは、資源をインプットして、社会をアウトプットとして生み出す仕組みであるということです。
私は管理者研修で、「マネジメントは、目的を果たすために、経営資源をやりくりすること」とお伝えしています。
まさしく、ドラッカーの提唱していることと同様だと考えています。
なかでも、マネジメントを行ううえで重要な資源が“ヒト”であり、その“ヒト”とは感情を持っているという基本原則を忘れてはならない、と言っています。
現代社会におけるハラスメント等の問題は、この「感情」を無視してしまった結果起きているのではないかと思います。
人財が最大の能力発揮できるよう、マネジメントをする立場の者は、しっかりと動機づけできるよう工夫することが重要ですね。