オフィスKojo 「伝刻の詞」

株式会社オフィスKojoの社長がその刻に感じたさまざまな事象を綴ります。

コラム

人材育成のプロを目指して

7月28日(金)に発行されたメールマガジン「 IDマガジン 第68号」に掲載された鈴木教授のコラムを読み返していると、表題について改めて考えさせられました。 少し引用します。 「やっぱりIDerも、自分はデザイナーだと自覚することから始めて、自分ごとのプロ…

人脈形成の支援

東京大学 大学総合教育研究センター 准教授、東京大学大学院 学際情報学府 准教授(兼任)である中原 淳 氏の編集による「人材開発研究大全」という分厚い書籍が発刊されました。 その中では、大学時代から就職後までのキャリア形成、能力向上に関するさまざ…

新入社員が「メモをとらない」原因仮説

本日は、新入社員研修から約一ヶ月後のフォローとして、各企業様を訪問しております。 とある企業の新入社員に話を聞いたところ、「失敗」に対する不安が大きいとのことでした。 よくよく話を聞いているとメモをとってないことによる失敗が多いことも分かっ…

ドラッカー教授『現代の経営』入門

「マネジメント」とは?という問いに対して、私たちは「管理」と考えがちです。 しかしドラッカーは、「管理」ではなく「機関(システム)」であると定義しています。 マネジメントは、資源をインプットして、社会をアウトプットとして生み出す仕組みである…

4D Leadership

医師であり、神経科学者でもあるビジネスコンサルタントのDr. Alan Watkins著書の「4D Leadership」に、私が常々、社会人学習の考え方で大切にしていた「OS」のバージョンアップか、「アプリケーション」のインストール・アップデートか、という事について言…

平成29年の抱負

改めまして、新年あけましておめでとうございます。 平成29年は、弊社も飛翔の年にしたいと考えております。 新たな年を展望すると、全国的な人手不足がさらに深刻化していくことが考えられます。 つまり、新規雇用はますます厳しい状況になり、今在籍してい…

不憤不啓 不悱不發(論語 述而第七_八)

憤とは「発憤」の憤です。 辞書の定義でいえば、「これから大いに励もうと精神をふるいおこすこと」で、分かりやすくいうと「ワクワク」する状態であることです。 つまり、孔子は「ワクワクする気持ちのない者には教えない」と言っているのです。 これは、イ…

言霊

日頃、特に研修中は「言葉」の力について強調しています。 だから、曖昧表現は極力排し、具体的な表現になるよう心がけていますし、参加者の皆さんに対しても「厳しい」と思われるぐらいつっこんでいます。 そのための手法が「ゴール分析」です。 「ゴール分…

「キャリア」について

最近、「キャリア」に関するお仕事が続いています。 そこで、「キャリア」についての私の考えを整理しておきたいと思います。 実は、多くの方が「キャリア・デザイン」をして今があるわけではないのではないかと思います。 私も、今まで流れ流されて今があり…

インサイド・アウト

大ベストセラー「7つの習慣」に、「インサイド・アウト」という考え方があります。 これは、原則を中心におき、自分自身の内面(インサイド)を変えることから始めるということです。 例えば、信頼されたいなら、信頼に足る人になることから始めないといけな…

「マーケティング」って?

企業活動において、「マーケティング」は重要なテーマです。 ところが、今ひとつ「マーケティング」について、形式的な取り組みしかなされていないような傾向が見受けられます。 「マーケティング」とは、辞書には「顧客ニーズを的確につかんで製品計画を立…

インストラクショナルデザインの基盤

人材開発研究が進んでいる欧米では、インストラクショナルデザインという考え方が一般的です。 インストラクショナルデザインとは、学習者が効果的・効率的そして魅力的な学習が進められるよう支援することを目指し、教育学や教育心理学、学習科学などの理論…

人材開発の倫理規定

日本では、古来教育に力を入れてきたことを今までご紹介して参りました。 ところが、近年の日本企業における人材開発は、どちらかというと片手間に位置づけられている傾向にあるようです。 しかし、欧米では、人材の能力向上が企業発展の鍵であるという認識…

近江商人の人材育成

「三方よし」は、近江商人の商売に当たっての基本理念といわれています。ところが、「三方よし」という言葉自体は、近江商人に伝わる歴史的言葉ではないようです。元々は、近江商人の中村治兵衛家に「他国へ行商するも、総て我事のみと思わず、その国一切の…

「してみせて 言って聞かせて させてみる」

この言葉を聞いて「おや?」と思われた方もおいでるかもしれません。 現代においても部下指導の拠り所となっている山本五十六元帥の名言「やってみせ 言って聞かせ させてみせ 褒めてやらねば人は動かじ」じゃないの?という感想を持たれた方もおいでること…

日本最古の兵法書「闘戦経」

日本最古の兵法書に『闘戦経』という書物があります。 この書は、今から900年以上も前、平安時代の末期に朝廷の書物を管理していた大江匡房が書いたものとされています。 大江匡房は、『孫子』の説く「兵は詭道なり」という兵法が日本人のスタイルに合わ…

後継者育成の重要性

戦国武将の後継者育成を省みたとき、企業における後継者育成の重要性が明らかになってきます。 特に、織田・豊臣・徳川を比較した際に、その重要性が際立ってきます。 また、前田利家の妻まつが、息子の利長に告げた言葉は、現代の経営者にも通用すると思わ…

人事制度

今週は、人事制度について、いろいろと考えさせられております。 人事制度は、どうしても人事部門で整備するため、現場との距離感が大きくなります。 しかし、人事制度を運用するのは現場です。 やはり、現場の意見を反映して、より良い制度に改善していくこ…

人財開発の意義

さまざまな企業を訪問してお話しを伺うのですが、「どうしても人財開発に時間がとれない」という悩みを聴きます。 人財開発専門の部門でもないかぎり、どうしても後回しになってしまうようです。 それだけ、人事の仕事は多岐に渡り、手がとれないのが実情な…

「幸福」をはかる難しさ

人は、どのように「幸福」を捉えているか。なかなかに難しい問題です。 米シンクタンクのピュー・リサーチセンターが2014年に世界各国の「幸福度」を調べたところ、「日本人の「幸福度」は先進国で最下位だった」ということ衝撃的なニュースに驚いた方も頷い…

論理性と感情への影響

就活中の学生にとって、面接は人生を左右する重要な場でもあります。 就活の面接では、基本的にはPREP(Point-Reason-Example-Point)法ができるだけで、ずいぶんと印象が変わると思います。 そこで、徹底的にPREPをたたき込んでいますが、なかなか難しいよ…

赤字続きのホテルを再生した男

やはり、岐阜での打ち合わせは有意義なものでした。 さまざまなお話を交わす中で、新たな刺激を頂戴できました。 中でも、元ホテルアソシア名古屋ターミナルホテルの総支配人だった柴田秋雄氏の情報は、私の今後に大いなる影響を与えてくれると思います。 「…

戒めの言葉

「研修は、信用していない」 私の大好きな方から、初めてお会いした時に言われた言葉です。 正直、「全否定?」と戸惑ったのを覚えています。 ただ、いろいろとお話ししているうちに、その言葉の意味がわかってきました。 要するに、「ただ単に知識を得るだ…

「創造的」のとらえ方

今日の授業では、私が気づかされることも多々ありました。 まず、「創造的な商品」という問いに対して、想定したのは「iPhone」だったり、「電気自動車」だったり、「コパン」だったり・・・。 けど、出てきたのは「針を使わないホッチキス」だったり「クル…

挨拶

新入社員研修では、「挨拶」の重要性が強調されます。新入社員に関するアンケート調査などでも、挨拶によって「できる新人」と見なしたり、「トンデモ新人」と見なしたりするようです。怖いことですね。しかし、いくら研修で習得して帰っても、職場の先輩が…